「カメ止め」制作陣が再結集した「イソップの思うツボ」がオープニング
「冬が燃えたら」で2017年短編部門最優秀作品賞を受賞した浅沼監督は「この映画は構想3年、監督3人、ヒロイン3人。なぜか、3という数字に導かれています。SKIPシティ映画祭がこの出会いの場を提供してくれ、友情を育み、けんかもしながら作り、楽しい作品になっています」。2018年オープニング作品「君がまた走り出すとき」の中泉監督は「去年もオープニング作品としてかけていただき、そのおかげで仕事も広がった」などと話した。
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また、国際コンペティション部門の審査委員長を務める三池崇史監督は「審査員というだけで、こそばゆいのに、審査委員長となれば、開き直るしかない。自分がデビューしたのは30年前。映画祭はたくさんの人に観てもらえるチャンスをいただける場。16回もやるのはエネルギーのいること。そこで審査をやらせてもらうのはそういう年になったのかなと思っています。楽しみにしています」。国内コンペティション部門の審査委員長の荻上直子監督は「憧れの三池さんにお会いできた。最近は白髪が増えて、ババアになったことを自覚しています。新人監督の勢い、フレッシュさを楽しみにしている」と審査を心待ちにしていた。
今年は、92の国と地域から658作品(海外591作品、国内67作品)から長編映画の応募があり、国際コンペティション部門は10作品、国内コンペティション長編部門は5作品が決定。国内コンペティション短編部門は203本の応募から9作品が選ばれた。