エース棚橋、新年初陣は黒星 日米スーパースター対決でジェリコに敗北

新日本プロレスのビッグマッチ「WRESTLE KINGDOM14」が5日、東京ドームで開催。第7試合のセミファイナルでは、“100年に一人の逸材“棚橋弘至がこの日詰めかけた大観衆の前に登場。しかし、観衆の声援は届かず、“難敵“クリス・ジェリコに敗北を喫した。

棚橋弘至とクリス・ジェリコ。日米スーパースターの対決が遂に実現【写真:山口比佐夫】
棚橋弘至とクリス・ジェリコ。日米スーパースターの対決が遂に実現【写真:山口比佐夫】

 新日本プロレスのビッグマッチ「WRESTLE KINGDOM14」が5日、東京ドームで開催。第7試合のセミファイナルでは、“100年に一人の逸材“棚橋弘至がこの日詰めかけた大観衆の前に登場。しかし、観衆の声援は届かず、“難敵“クリス・ジェリコに敗北を喫した。

 クリス・ジェリコは過去に内藤哲也、オカダ・カズチカら新日本プロレスのトップ選手を苦しめてきた“ペイン・メーカー“と呼ばれる選手。現在はケニー・オメガ率いるAEWにレギュラー参戦中で、AEW世界ヘビー級王者として今回のイッテンゴに参戦した。棚橋がこの試合に勝利すれば、AEW世界王座への挑戦権を認める、とジェリコは戦前コメントしていた。

 午後5時57分、試合開始を告げるゴング。棚橋は場外へのハイフライフロー、ジェリコはライオンサルトやウォールズ・オブ・ジェリコ(ボストンクラブ)など、お互いの必殺技をぶつけ合い、一進一退の攻防を展開。だがジェリコの執拗に繰り出すウォールズ・オブ・ジェリコに棚橋はあえなくタップ。

 ジェリコは自身が保持するAEW世界ヘビー級王座を高く掲げ、リングを後にした。一方の棚橋は2020年初陣を黒星でスタートとなった。

 今年は史上初の1月4日と5日、2DAYSで開催される新日本プロレスの「WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム」。5日のイッテンゴではIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカとIWGPインターコンチネンタル王者の内藤哲也がダブル選手権試合を行う。

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