イッテンヨンのセミ&メインの敗者同士の一騎打ち 勝利したのはジェイ・ホワイト

新日本プロレスのビッグマッチ「WRESTLE KINGDOM14」が5日東京ドームで2日目を開催。第6試合で行われた1月4日(イッテンヨン)のセミファイナルとメインイベントそれぞれの試合で敗北した者同士のスペシャルマッチは、ジェイ・ホワイトが飯伏幸太を下した。

スペシャルマッチは、ジェイ・ホワイトが飯伏幸太を下した【写真:山口比佐夫】
スペシャルマッチは、ジェイ・ホワイトが飯伏幸太を下した【写真:山口比佐夫】

新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム」

 新日本プロレスのビッグマッチ「WRESTLE KINGDOM14」が5日東京ドームで2日目を開催。第6試合で行われた1月4日(イッテンヨン)のセミファイナルとメインイベントそれぞれの試合で敗北した者同士のスペシャルマッチは、ジェイ・ホワイトが飯伏幸太を下した。

 飯伏VSジェイというカードは、昨年の「G1 CLIMAX」優勝決定戦と同じカード。その時は飯伏がカミゴェ3連発で勝利している。前夜に内藤哲也とのインターコンチネンタル王座戦に破れて丸腰になったジェイは、ここで敗戦すれば王座戦線から遅れをとるだけになんとしても飯伏に一矢報いたいところだ。

 2020年のシングル戦線を占う注目のシングルマッチは、レフェリーを排除して無法地帯を作り上げたジェイが、セコンドの外道を介入させ試合をコントロールする。怒りを爆発させた飯伏は、シットダウン・ラストライド、カミゴェ、次々に大技を決めるが、外道がレフェリーのカウントを妨害して、スリーカウントを叩かせない。その後も、悪の限りを尽くしたジェイが飯伏を完封。メリケンサックを装着した外道のナックルパンチまで飛び出すと、最後はジェイがブレードランナーで飯伏を沈めた。

 今年は史上初の1月4日と5日、2DAYSで開催される新日本プロレスの「WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム」。1月5日(イッテンゴ)はIWGPヘビー級王座を保持するオカダ・カズチカとIWGPインターコンチネンタル(IC)王座を保持する内藤哲也によるIWGPダブル選手権試合や棚橋弘至VSクリス・ジェリコなど全8試合が行われる。

次のページへ (2/2) 悪の限りを尽くしたジェイ
1 2
あなたの“気になる”を教えてください