同期を超えた唯一無二の絆 STU48、矢野帆夏×薮下楓をつなぐ“グループを思う心

2020年11月11日の「ポッキーの日」は印象深い思い出の一つ【写真:STU】
2020年11月11日の「ポッキーの日」は印象深い思い出の一つ【写真:STU】

“2人カラオケ”は思い出上位にランクイン

――2人の「思い出ベスト3」を挙げていただきたいのですが。

薮下「うーん、なんだろう……」

矢野「プライベートでも会うようになったのは、ふうちゃんが(石田)千穂ちゃんと仲が良くて、私も千穂ちゃんと仲良しで、3人で話すようになってから」

薮下「楽屋で3人並んでメイクすることが多かった。そこからかな」

矢野「遠征に行ったときに、私がふうちほ(薮下&石田のコンビ愛称)の部屋に勝手に入って(笑)」

薮下「朝まで話した(笑)」

矢野「それもふうちゃんはたぶん嫌だったと思う。早く寝たいなと思ってたんじゃないかな(笑)」

薮下「いやいや、面白かった(笑)。そこからほのたんの家に行ったりとかね」

矢野「一緒にご飯食べたり、カラオケに行ったり……」

薮下「2人でカラオケに行ったよね! (20年の)ポッキーの日、めっちゃ覚えてる!」

矢野「11月11日に行った! ポッキー食べた!」

薮下「ポッキーを持ったかわいい写真をツイッターに上げるために、何回も撮り直した」

矢野「これは思い出上位に入るね。カラオケ&ポッキーで(笑)」

薮下「ふうちほとまひほの(谷口茉妃菜&矢野のコンビ愛称)でもカラオケに行った! でも、私たち、『これ!』っていう大きな思い出よりは、日常の延長みたいな感じだよね。ふいに『今日、会おう』って。フットワークが軽い(笑)」

矢野「ファンの方にも私たち2人だけの印象はあまりないかもね。ただ、感覚とか、心に秘めているものに通じる何かがあるから、自然と一緒にいたんじゃないかと思う」

薮下「たぶん、『STU48』とか『MiKER!』とか、グループに対する考え方が似ているからな気がする」

矢野「分かる! ほかのメンバーと話せないことをふうちゃんとは話せるから」

(中編に続く)

□矢野帆夏(やの・ほのか)1999年8月6日、広島県出身。STU48 1期生。「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」で決勝大会常連の歌唱力はもちろん、力強さとしなやかさを備えたダンスでもファンを魅了する。グループ随一の“ジムマスター”で、公演終わりにもストイックにトレーニングで汗を流し、メンバーの反応を見るのがマイブーム。

□薮下楓(やぶした・ふう)2000年10月7日、大阪府出身。STU48 1期生。グループの笑顔印にしてトークリーダー。広い視野で物事を客観的に見ながらも、メンバーと思い切りはしゃぐ一面を持つなど、ギャップも魅力。FPSゲームにハマり、爽快感を求めて夜な夜なプレイ。プロの大会配信を一緒に視聴してくれるゲーム仲間を目下募集中。

【了】

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