2冠王者の内藤「全ては『デスティーノ』運命ってこと」…二夜明け会見全文

新日本プロレスは7日、都内で「WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム」の二夜明け会見を行い、史上初の2冠を達成した内藤哲也が現在の心境を語った。

2冠王者となった内藤哲也が会見を開いた
2冠王者となった内藤哲也が会見を開いた

ドームをぶち壊したKENTAを相手に2月9日大阪で2冠防衛戦が決定

 新日本プロレスは7日、都内で「WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム」の二夜明け会見を行い、史上初の2冠を達成した内藤哲也が現在の心境を語った。

 1月4日のIWGPインターコンチネンタル(IC)選手権で、ジェイ・ホワイトのラフプレーにも耐え、5日のダブル選手権試合では、オカダ・カズチカとの死闘を制し、史上初の2冠を達成した内藤哲也だったが、最後にKENTAが乱入し、お祝いムードを一変させた。その翌日の6日、大田区総合体育館で行われた「NEW YEAR DASH!!」のメインでKENTAとタッグでぶつかった内藤だったが、パートナーのSANADAがジェイから3カウントを奪った後、またもやKENTAの襲撃に合った。

 会見場に現れた内藤は、自ら口火を切った。

「1月5日の試合後、リング上でも言いましたが、東京ドームにお集まりになった日本中のお客様、そして世界中のお客様、『逆転』の内藤哲也を堪能していただけましたか?まあ俺が望んだわけではないですが、『逆転』というワードがしっくりくるような、ドームに向けて、(機運が)いくつも重なり、そして『大逆転』が生まれた。でも、これは偶然じゃない。全ては…『デスティーノ』運命ってこと。そういう意味では東京ドームで大合唱できなかったことも『デスティーノ』運命なのかもしれないですね。では質疑応答にいきますか。俺『オクパード』忙しいから、そこは『ノー・トランキーロ』で。聞きたいことがあれば急いで質問した方がいいですよ」

 いつものクールな会見がはじまった。

内藤は2つのベルトを保持する「伝説」をつかんだ
内藤は2つのベルトを保持する「伝説」をつかんだ

2つのベルトを争った4人と比べたらKENTAは3枚は落ちる存在

 6日の試合後、KENTAについて「遊んでやるよ」と語った内藤だったが、「ただし、タイトル戦にするかどうかは会社の判断を仰ぐ」とコメントを残していた。そしてこの日の会見で、新日本プロレスは、2月9日、大阪城ホールで行われる「THE NEW BEGINNING in OSAKA-JO HALL」で王者の内藤とチャレンジャーのKENTAによるダブル選手権試合を発表した。このことについて聞かれると

「確かに僕は試合後のコメントで(KENTAと)対戦はすると。ただしタイトルマッチにするかどうかは、新日本プロレスが判断して下さいと間違いなく言いました。(会社は)どうしようかなと迷うかと思ったら、案外すぐ決まるもんですね。即決ですよ。さすがですね、新日本プロレス。東京ドーム大会のエンディングというのは、メインイベントに出た人間、メインイベントで勝利した人間だけが味わえる特別な空間なわけですよ。その空間に彼は飛び込んできた。他にも動くべき人間がいたんじゃないの?って。その中でKENTA選手が、色々なリスクを背負いながらも来た。僕はいち選手として、その行動に関しては、勇気のいることだと思いますし、偉いなと思います。ただし、まあ僕自身もそうですが、ドームでの大合唱を楽しみにして、チケットを買って、予定を開けて、わざわざ会場に来てくださったお客様、テレビやネットで見てくださったお客様に、『また来年やればいいよ。来年ドームで大合唱しようぜ』って、僕はそれでいいですけど、お客様にとっては『いま』だったんですよ。そういう意味では非常に残念な終わり方だったし、『ふざけるな』ってなってる方はいらっしゃるでしょうね」

5日に起こった「バッドエンド」について、またその行動をとったKENTAについて、あらためてその心境を明かした。続けてKENTAとの対戦が2冠戦に決まったことについて語った。

「タイトルマッチにするかどうかを会社に委ねた時点で、(自分が)その決定に反論する権利はないし、タイトルマッチに決まったのなら、僕は全然やりますよ。でも、(新日本プロレス)本当にそれでいいの?せめて1月5日のドームでKENTAが後藤に勝ったのなら、わかりますけど、後藤に負けておいて、彼の挑戦が認められてしまうと、じゃあ誰でも挑戦できるの?この変な前例を作ってしまうことが、新日本プロレスにとってマイナスになってしまうんじゃないかって思うんですけどね。何も考えていないのか、それとも相変わらず、これからも、(自分に)嫌がらせを続けるのか?まあ、決まった以上は、2つのベルトをかけて、KENTA選手とやらせていただきますよ。でもジェイ・ホワイト、飯伏幸太、オカダ・カズチカ、内藤哲也、東京ドームでこの2つのベルトを争ったこの4人に比べたら、申し訳ないけど、KENTAは1枚も、2枚も、いや3枚くらい落ちるんじゃないですか?大丈夫?まあ俺がおいしく料理してやるぜ。それまで、しっかりコンディションを整えて、次のシリーズを迎えてほしいですね。一応世界を経験した男なんでしょ。その経験を生かして、俺の目の前に立って欲しいですね」

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