杉咲花、“おちょやん”から新米弁護士に!「99.9-刑事専門弁護士-」の劇場版に出演決定

TBSテレビで2016年、18年に放送され人気を博した松本潤主演の日曜劇場「99.9-刑事専門弁護士-」が、実写化されることが決まった。映画「99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE」で、今冬に全国公開となる。ヒロインは杉咲花に決定した。

ヒロインは杉咲花に決定【写真:(C)2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会】
ヒロインは杉咲花に決定【写真:(C)2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会】

今冬に全国公開 TBSの人気ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」が映画化

 TBSテレビで2016年、18年に放送され人気を博した松本潤主演の日曜劇場「99.9-刑事専門弁護士-」が、実写化されることが決まった。映画「99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE」で、今冬に全国公開となる。ヒロインは杉咲花に決定した。

 本作は、個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメントだ。タイトルの「99.9」が意味するのは、日本の刑事事件における裁判有罪率(起訴された際に裁判で有罪になる確率)。99.9%という世界一の有罪率を誇り、日本の司法制度の高い信頼性の証明とも言える一方、いったん起訴されると検察の考えたストーリーが正しいとうのみにされがち、という落とし穴が。しかし、たとえ99.9%有罪が確定している事件でも、残り0.1%が確定しない限り、それは本当の意味で“事実”にたどり着いたことにはならない――。

 本作は、その最後の「0.1%」まで諦めず事実を追い求めていく弁護士たちの姿を描いた物語だ。今回、松本演じる超型破りな弁護士・深山と、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田の名コンビに新たな風を吹き込むヒロインが杉咲が決まった。

 杉咲が演じるのは、司法修習を終えたばかりの新米弁護士・河野穂乃果。弁護士として担当した初めての刑事事件で深山と出会い対立するが、あることがきっかけで刑事事件ルームの一員となることになり、0.1%の事実を求めて奮闘する。

 先日の映画化発表時から、ドラマSEASON1でヒロインを演じた榮倉奈々、SEASON2でヒロインを演じた木村文乃に続く、「新たなヒロインは誰だ?」とヒロイン予想がSNS上で白熱、数多くの考察が繰り広げられており、その行方に注目が集まっていた。

 杉咲は、まもなく最終回を迎えるNHK連続テレビ小説「おちょやん」の主演でも話題となり、国民的女優として今まさに最も勢いに乗る。本作が「おちょやん」後初の映画撮影となる。昭和の喜劇女優から一転、令和の新米弁護士にどう扮(ふん)するかにも期待が高まる。

 杉咲自身は本作で初の弁護士役に挑戦。松本とは映画初共演、香川とは「劇場版MOZU」(15年)以来の共演となる。

 杉咲は「もともと拝見していた好きな作品で、私も現場に参加してみたいなという思いがあったので今回お話をいただけてすごく嬉しかったです」と喜びを明かし、「『99.9』という作品のテンポ感や温度感を自分なりに汲み取って、楽しみながら頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

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