株式会社ローソンは、11日から順次、全国のローソン店舗で、糖質が小麦粉よりも低い“もち麦”を使用した「もち麦のあんフランスパン 発酵バター入りマーガリン使用」（税込150円）や小麦粉の一部を“乾燥おから”に置き換えることで糖質を抑えた「しっとりカステラケーキ」（税込120 円）など計5品を発売。健康をサポートする商品の開発・発売を進めていく。

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　新型コロナウイルス感染症の影響により、日々の生活の中で健康への意識が高まっている。ローソンでは、2012年6月に小麦粉と比べて糖質が少なく、食物繊維などの栄養成分を多く含んでいる“ブラン（穀物の外皮）”を使用した「ブランパン」を発売した。また、20年11月には豊富な食物繊維やもちもちとした食感が特長の“もち麦”を使用したパンを発売し、現在、健康志向に対応したベーカリーを約20種類ラインアップしている。

　ブランパンやもち麦パンなど「健康・機能性」ベーカリーの今年4月の販売高（※）は、19年4月と比べて約3割伸長している（※販売高PSA/D：1店舗あたり）。「健康・機能性」ベーカリーはリピート率（繰り返し購入の頻度）が30％と高く、特に40～50代の男女の客から好評だという（Pontaデータより）。

　商品はほかに、「糖質オフのしっとりパン サラダチキン柚子胡椒2個入」（税込150円）、「もち麦のチーズフランスパン」（税込150円）、「もち麦ぱん チーズクリーム＆ダブルベリー2個入」（税込150円）。

　販売店舗は、1万3842店：21年3月末時点、「ローソンストア100」を除く。