俳優で歌手の北村匠海が10日、東京・文京区の東京ドームシティホールからオンラインで行われた主演映画「東京リベンジャーズ」（英勉監督、７月９日公開）の「おうちでプレミアムナイト」イベントに出席した。

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　累計発行部数1000万部超のコミックス「東京卍リベンジャーズ」の実写化。カウントダウンの後、巨悪組織「東京卍會」のナンバー２・龍宮寺堅（ドラケン）を演じた俳優の山田裕貴が「始めるぞー！」とシャウトして無観客イベントがスタート。

　どん底人生を歩んでいるフリーター・花垣武道役の北村は「コロナで大変な中、1年かけて撮り切ることができました。主人公はタイムスリップして過去を変えていきますが、僕らも何度も撮影が中止になったり、再開したり、常にリベンジのつもりで作り上げた。明るい未来を想像できる作品です」とアピールした。

　劇中の“熱い”シーンを出演者に聞く企画コーナーもあり、北村は「タケミチとアッくんの自転車二人乗りシーン」と書かれたフリップを手に登場人物2人の友情を語った。また、出演陣の気持ちをまとめるために「昼飲みしました。自粛前だったんで」と告白した。

　ステージのスクリーンには同作のファンである「47都道府県リベンジャーズ」が登場し出演者に質問。男性ファンから「大きな決断をする際、後悔しないようにするにはどうしたらいいですか」と聞かれると、北村は「頭で考えるより今、何をしたいか、どう生きるか、直感を信じたほうがいい方向に行くと信じています」とアドバイス。

　また、タイムスリップする劇中のシーンに絡めて10年後の自分について質問されると「10年後は間違いなくカレー屋さんをやっている。コーヒー、古着も好きなので3つに分けて、2週間に1回、くくりを外してライブをしたい」と目標を具体的に掲げた。さらに、「東京でそれをやって、埼玉でキャンプ場を経営したい。着実に仲間を集めています。カメラマンや監督、本も書きたいので10年で全部を成し遂げたい」と壮大な夢を語った。

　共演の杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮も登壇した。