志田未来、医療系ドラマの難しさを告白「専門用語が難しく、慣れているように話すこと」

女優・志田未来が9日、都内で行われた「2021年看護の日トークイベント~だから、私は、看護を選ぶ。~」に出席した。

看護をテーマにしたイベントに参加した志田未来【写真:ENCOUNT編集部】
看護をテーマにしたイベントに参加した志田未来【写真:ENCOUNT編集部】

「2021年看護の日トークイベント~だから、私は、看護を選ぶ。~」でトークショー

 女優・志田未来が9日、都内で行われた「2021年看護の日トークイベント~だから、私は、看護を選ぶ。~」に出席した。

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 この日は2021年の看護週間(15日まで)の初日。これまでドラマなどで看護師や法医学者など医療従事者を演じてきた志田は「看護の魅力」をテーマに、過去の出演作や自身のエピソードを交え、医療現場の最前線で働く看護師や看護学生とトークを展開した。

 志田は、医療系ドラマの大変な点を看護学生に問われ「専門用語がむちゃくちゃ難しくて、慣れているように話さないといけないことが大変。日常会話だと、さらっと入ってきますが、現場でたくさんの方に囲まれ、本番と言われると、ポンと忘れちゃうんです」と語る。また、心掛けていることを「患者さんに話す話し方と看護師の中で話す設定では意識して変えるようにしています。寄り添う話し方とそれっぽく見えるような話し方を意識して演じていました」と明かした。

 さらに仕事のプロフェッショナルとして心掛けていることも紹介。「初心を忘れないということをずっと大切にしています。あと、役をいただいたからには自分が思っている以上の力で返す。もう1度呼んでいただけるように頑張ることを意識しています。新しい役を頂くのはうれしいですが、今まで、ご一緒したスタッフさんとかに、もう1度、ご一緒したいと声をかけていただくとうれしいです。その言葉をいただけるように頑張っています」と紹介した。

 志田はICUなど医療現場のVTRを見て「想像以上にチェックしなければいけないことが多いので驚きました。心が休まらない。精神的にも大変なお仕事と感じました」。また、看護師の仕事に「人と人をつなぐすてきなお仕事と感じました」と語った。

 最後は「私が思っている以上に看護師の仕事は大変で、プロフェッショナルな現場だと実感しました。私たちが看護師の方とお会いするときは、肉体的にも精神的にも弱っているとき。そんなときに看護師さんがかけてくれる言葉や笑顔にいつも救われています。看護師さんの存在自体が安心感につながります。本当に希望です」と語った。

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