待望のWWEデビューを果たしたイケメン二郎 父の夢をも実現させた孝行息子だった
イケメンのジャケットプレイ、アメリカのファンに受け入れられるはず
WWEのリングでスピニング・ヒールキックや掌底連打を披露。セカンドロープからのムーンサルトも爆発。スワントームボム、トぺ・コンヒーロも繰り出す姿はイキイキと輝き、夢を実現させた喜びが伝わってきた。
この日も繰り出したジャケットプレイといえば、W-1で鈴木秀樹と対戦したとき、軽やかにジャンプしてリングインした直後に、おニューのジャケットをビリビリに破かれたことがあった。
スポンサーから贈られたものだったので「マジ、本当に困った」と頭を抱えたイケメンは、鈴木がZERO1所属だと勘違いして「ZERO1に抗議したんですけど、うちの所属選手じゃない。彼はフリーです、と言われてしまって」と肩を落としていた。
鈴木は「僕はフリー。それはしょうがないですね」と、これまたいつも通りにクールに言い放っていたが、今では鈴木もWWEに所属している。いつかは、イケメンとスズキのジャケットを巡る抗争が、米国でも火を吹くことがあるのだろうか。楽しみがまた一つ増えた。
プロレスは万国共通だという。リング上を見れば分かる、というわけだ。イケメンのジャケットプレイも、アメリカのファンに受け入れられるはず。新しいスタイルの自己主張は新鮮そのもの。話題になり人気が出るのは間違いない。
今は、米国マットでのファイトもオンタイムで観られる時代。イケメン二郎の大暴れから目が離せない。
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【写真】WWEで夢のデビュー! 見事なドロップキックも披露したイケメン二郎