獣神サンダー・ライガー引退試合1・4は惜敗…歴代ライバルとの最後の火花に東京ドーム“感涙”

新日本プロレスのビッグマッチ「WRESTLE KINGDOM14」が4日、東京ドームで行われ、4日と5日の2連戦で引退する獣神サンダー・ライガーが、デビューから火花を散らしてきたライバルたちとのラストマッチを行った。ライガー組が悔しい惜敗となった。

イッテンヨンのリングに上がった獣神サンダー・ライガー【写真:山口比佐夫】
イッテンヨンのリングに上がった獣神サンダー・ライガー【写真:山口比佐夫】

獣神サンダー・ライガー引退試合1 新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム」

 新日本プロレスのビッグマッチ「WRESTLE KINGDOM14」が4日、東京ドームで行われ、4日と5日の2連戦で引退する獣神サンダー・ライガーが、デビューから火花を散らしてきたライバルたちとのラストマッチを行った。ライガー組が悔しい惜敗となった。

 この日、藤波辰爾、ザ・グレート・サスケ、タイガーマスクとタッグを組んだライガーは、かつての宿敵、佐野直喜、大谷晋二郎、高岩竜一、田口隆祐組と対戦。これまでの数々の感動が蘇ってくるような戦いが繰り広げられた。

 試合タイムと決まり手は以下の通り。

 ○田口 8分52秒 どどん→エビ固め ライガー×
 ※特別レフェリー:保永昇男

 試合では、田中ケロがリングアナウンサーを務め、盟友のエル・サムライ、ライガーのデビュー戦の相手を務めた小林邦昭がセコンドに付いた。

 ライガーはあす5日、4日に対戦した佐野直喜とタッグを組み、今度はリュウ・リー、高橋ヒロム組と最後の戦いを行う。

 今年は史上初の1月4日と5日、2DAYSで開催される新日本プロレスの「WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム」。IWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル(IC)王座のダブル選手権試合をはじめ、獣神サンダー・ライガーの引退試合も2日間にわたって行われるなど、両日とも注目のカードが組まれている。

 4日は、復活の高橋ヒロムがIWGPジュニアヘビー級王者のウィル・オスプレイに挑戦、セミファイナルではIC王者ジェイ・ホワイトと内藤哲也、メインで、IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカと「G1 CLIMAX 29」優勝者の飯伏幸太が激突。そして翌5日にIC王者とIWGPヘビー級王者のダブル選手権試合が行われる。

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