Perfume、3人の象徴的なポーズが3Dデータ化 クリプトアート作品として近日リリース

3人組テクノポップユニット「Perfume」がグループ初となるCryptoArt(クリプトアート、※1)作品「Imaginary Museum “Time Warp”(仮)」を近日中にリリースすることを発表した。

「Perfume」がグループ初となるCryptoArtを近日中にリリースすることを発表した
「Perfume」がグループ初となるCryptoArtを近日中にリリースすることを発表した

最先端オンライライブの裏側をライゾマティクスの真鍋大度氏が解説

 3人組テクノポップユニット「Perfume」がグループ初となるCryptoArt(クリプトアート、※1)作品「Imaginary Museum “Time Warp”(仮)」を近日中にリリースすることを発表した。

 2020年9月にメジャーデビュー15周年を迎え、それを記念して行った周年事業「Perfume 15th&20th annivwith you all」。その中でも人気の高かった映画「Reframe THEATER EXPERIENCE with you」が現在、動画配信サービス「Netflix」で配信中。さらに23日より、オンラインライブ「Perfume Imaginary Museum “Time Warp”」の配信もスタートした。

「Perfume Imaginary Museum “Time Warp”」は、Perfumeメジャーデビュー記念日である9月21日に、約7時間にわたりオンライン上で開催された「“P.O.P” Festival(Perfume Online Present Festival)」の最後に行われたライブ。Perfumeとライゾマティクスがさまざまな形で行ってきた最先端の演出を堪能できるパフォーマンスを、オンラインに特化した形で表現。圧倒的なバーチャルパフォーマンスで話題を呼んだ作品となっている。

 配信スタートに合わせ、PerfumeのYouTubeチャンネルにて、作品制作にどのようなデータが使用されているのか、その裏側を紹介するビハインド・ザ・シーン映像も公開となった。Perfumeメンバーも音声にてコメントを寄せている映像には、ライゾマティクスの真鍋大度氏が解説者として登場。リアルとバーチャルを行き来する演出を行ったSXSWやコーチェラでのパフォーマンス事例も交えつつ、世間をあっと言わせた最先端の本作に使用された技術を、映像を使って詳しく解説している。

 さらに、「Perfume Imaginary Museum “Time Warp”」で使用したデータを元に制作された、初のCryptoArt作品「Imaginary Museum “Time Warp”(仮)」のリリースも決定。NFT(※2)によって価値を担保されたデジタルアート作品であるCryptoArtは、19年夏あたりよりメディアアート界でも話題となっているが、このたび、パフォーマンスで披露された振付の中から、Perfume3人の象徴的なポーズを3Dデータ化し、「Imaginary Museum “Time Warp”(仮)」としてCryptoArt作品化がされる予定だ。

 販売場所・日時などの詳細は追って発表される。

※1:CryptoArt=NFTによって、永続性/相互運用性/唯一性を保証し、価値を担保されたデジタルアート作品を「CryptoArt」と呼ぶ。19年夏あたりよりメディアアート界でも話題。コロナ禍により急速に世界中でムーブメントとなり、高額な取引も行われている。

※2:NFT=Non-Fungible Token*(代替不可能な暗号資産のこと)直訳:非代替性トークン

次のページへ (2/3) 【写真】Perfume3人の象徴的なポーズが3D化された実際の画像
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