日本人女性でフォロワー数1位のTikTokクリエーター・景井ひなが21日、都内ホテルで行われた「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー‘20／第26回AMDアワード」の授賞式に出席した。新人賞にあたる江並直美賞を受賞した景井は「友達との遊びで始めたTikTok。まさかこの場に自分がいるとは」と驚きながらも、受賞を喜んだ。

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　一般社団法人デジタルメディア協会が主催し、総務省が後援し選出される同賞は、コンテンツ制作者の立場からデジタルコンテンツ産業のために、デジタルメディアの質的向上ならびに人材育成を目的として制定されている。

　TikTokのアカウント開設から10日間でフォロワー10万人を獲得し、2020年7月にはフォロワー数女性日本一を達成。現在、620万人を超えるフォロワーを有するトップクリエーターの景井は「日本一の自覚は全くない。フォロワーの方が増えたからといって生活が変わったことはないし、あまり実感がないですね」とはにかんだ。

　受賞スピーチでは「今まで支えてくださった方や毎日動画を見てくださっている方、反対しながらも最後には背中を押してくれた両親に感謝しています」と周囲に感謝し、「『くだらないな』とクスッと笑ってもらえるように、これからも投稿を続けていきます」と意気込んでいた。

　景井の選出理由には「新時代を象徴する『SNSから誕生したスター』に期待する」と添えられており、これからの活動にも注目が集まりそうだ。