今井絵理子議員の息子を指導、プロレスリングヒートアップとは? 社長レスラーが情熱を注ぐ道場
社長レスラーTAMURA「自分は本当にプロレスが好きなんです」
ヒートアップをけん引する社長レスラー、TAMURAは「自分は本当にプロレスが好きなんです。大好きなプロレスを広めたい。ただ観戦するだけでなく、野球やサッカーのように、自分で取り組めると、すそ野が広がっていくはず」とヒートアップ道場で多くのクラスを開講している。
プロレスを通じて健康管理は元より、シェイプアップ、ストレス発散、運動能力維持など、さまざまな目的を持った会員たちが通っている。キック、寝技、ルチャ、MMAなどコーチ陣も現役プロレスラー、格闘家など多彩な人材がそろっている。
キッズクラスもあり、一日中フル稼働で活気がある。トレーニング用具、リングが整備された道場には、時間帯によって、厳しい声や優しく教える声など、いろんな声が飛び交う。
自ら指導するTAMURAだが、経営者の顔もあり、忙しく飛び回る。「一日24時間じゃ足らない。48時間でも無理。一日72時間ほしい」と、このときばかりは泣き言も飛び出した。
2013年にヒートアップを立ち上げた。地元の神奈川県川崎市を中心に、地道な草の根活動を重ね、地域との連携を深めている。温厚な人柄に加え、その真摯(しんし)な姿勢に支持者も着々と増え、ネットワークを拡充してきた。18年には待望の道場もオープンして、いよいよその活動の輪は大きくなっている。
アマチュアクラスの充実に加え、プロ部門でも今井礼夢はじめ、競輪との二刀流レスラー、SHINGOら話題性に富んだ選手も登場。会員そして選手たちの信頼も厚いTAMURAは「プロレスの素晴らしさを、もっともっと皆さんに知ってもらいたい。まだまだ道半ばだけど、頑張りたい」と、ヒートアップをますます熱くしている。
次のページへ (3/3)
【写真】周囲の愛があふれる指導を受け、すくすくと成長する今井礼夢