福士蒼汰「意外と好きかもしれない」 朗読劇に初挑戦、稽古で魅力発見

俳優・福士蒼汰が脚本家・坂元裕二氏の作・演出による朗読劇「坂元裕二朗読劇2021」に、女優・小芝風花とタッグを組んで22日の東京公演(よみうり大手町ホール)から出演する。福士が朗読劇に出演するのは初めて。このほど、都内で会見を行い、公演への思いを語った。

朗読劇「坂元裕二朗読劇2021」への思いを語った福士蒼汰【写真:ENCOUNT編集部】
朗読劇「坂元裕二朗読劇2021」への思いを語った福士蒼汰【写真:ENCOUNT編集部】

小芝風花とタッグ、脚本家・坂元裕二氏の作・演出による「坂元裕二朗読劇2021」

 俳優・福士蒼汰が脚本家・坂元裕二氏の作・演出による朗読劇「坂元裕二朗読劇2021」に、女優・小芝風花とタッグを組んで22日の東京公演(よみうり大手町ホール)から出演する。福士が朗読劇に出演するのは初めて。このほど、都内で会見を行い、公演への思いを語った。

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 福士は「朗読劇は初めてですので不安もありましたが、挑戦したい気持ちが強く、ぜひやりたいと思いました」。また「朗読劇はソファに座って一歩も動かない。普段は身体表現や相手との距離感でお芝居ができますが、今回は音のみ。けいこを通して朗読劇の魅力を発見して、意外と好きかもしれないと気づきました」と公演への思いを明かした。

 初めてのステージ。思い描く目標には「どんなステージになるか見当がついてないです。約500名のお客さんの前で1時間半本を読むというのは、どんな感覚なのだろうとわくわくします」。それでも「未知の領域ですが、楽しくなるだろうなと想像しています。生き生きとして自分がその場にいられることを大事にしたい」と続けた。

 共演の小芝とのチームワークや手ごたえには「いいと思います」ときっぱり。「小芝さんは、本当に上手で安心感があり、一緒に演じさせていただけて気持ちいいです」。また、2人で醸し出す雰囲気を「オレンジ色のような温かみのある感じになる気がしています」と表現した。

 公演には高橋一生や酒井若菜、千葉雄大、芳根京子、林遣都、有村架純、風間俊介、松岡茉優、仲野太賀、土屋太鳳も出演する。13日スタートの東京公演に続き、28日から始まる大阪公演(松下IMPホール)では、福士は30日と5月1、2日に出演する。朗読するのは「忘れえぬ 忘れえぬ」「不帰の初恋、海老名SA」「カラシニコフ不倫海峡」の3作品。

 福士は作品について「坂元さんの作品にはジェットコースターのような感覚があって、階段を上ってバンと落とされるような衝撃的なせりふや描写も。ドはまりしちゃうと思うほど言葉にパワーがある」と話す。

 最後は「自分を貫いてやってみて、挑戦して、どう受け入れられるのか。自分を信じて取り組もうと思います。この年になると初めての経験というのも少なくなってくるので、何か挑戦して、自分を信じてやるとどうなるか。ある種、自分の実験的な部分もあります。新鮮味があります」と語った。

次のページへ (2/2) 【写真】朗読劇に初挑戦する福士蒼汰の別カット
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