Da-iCE、一発勝負の「THE FIRST TAKE」で緊張の裏側明かす「本当にやばいときは手を挙げて」
昨年放送されたドラマ「極主夫道」(日本テレビ系、2020年10~12月)の主題歌「CITRUS」がロングヒット中の4オクターブの美声を持つ5人組「Da-iCE」(ダイス)が2日、アーティストの一発撮りで話題のYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に登場。度肝を抜かれるハイレベルな歌唱で公開からわずか1週間で150万再生を超えた。結成から10年、一段と大人の色気も増してきた5人が、その実力を見せつける時がきた。
本当に間違えたら終わりの「THE FIRST TAKE」
昨年放送されたドラマ「極主夫道」(日本テレビ系、2020年10~12月)の主題歌「CITRUS」がロングヒット中の4オクターブの美声を持つ5人組「Da-iCE」(ダイス)が2日、アーティストの一発撮りで話題のYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に登場。度肝を抜かれるハイレベルな歌唱で公開からわずか1週間で150万再生を超えた。結成から10年、一段と大人の色気も増してきた5人が、その実力を見せつける時がきた。(取材・文=福嶋剛)
――まずは「THE FIRST TAKE」の話題からいきましょう。いきなり意地悪な質問ですが、これ本当に“ファーストテーク”なんですよね?
花村(想太)「もちろん本当です!」
大野(雄大)「初撮りです」
花村「もう死にかけましたね(笑)」
大野「いや、死にました」
全員(笑)
――(笑)見ている側も息をのむ緊張の瞬間でしたね。
花村「軽く1回リハーサルをして、その気持ちのままいこうと思ったら、スタッフの方がつかつかとやってきて、落ち着いたテンションで『私たちは、本当の緊張感と言うものを大切にしていまして…』って始めるんですよ。これは余計に失敗できないなって空気になって(笑)。そのプレッシャーは半端なかったです」
大野「スタッフさんにちょけても(ふざけても)全然乗ってくれませんでした」
――本当に間違えたら終わりなんですか?
花村「そうです」
大野「『本当にやばいときは手を挙げてください』みたいな感じでした。そんな独特の空気感で、スタジオの中には僕と想太の2人だけ。歌とピアノの伴奏で、スタッフさんから合図を送ってもらい始めるんですが、歌い終わって合図が出るまでじーっとしていて、いつになったらフーっと息を吐けるのか、その待ち時間がものすごく長くて(笑)。とにかくずっと緊張でしたね」
――3人はこれを見ていかがでしたか?
岩岡(徹)「よかったですよ」
工藤(大輝)「緊張している感じが出てましたね(笑)」
和田(颯)「見ているだけで僕自身緊張してしまいました。終わって2人のハーっとため息が出たタイミングで僕もハーってなって(笑)」
――改めて見どころ教えてください。
花村「普段とは違い、今回はサビから始まる形に変更したんです。ど頭から1番高い声で始まるんですよ」
大野「ピアノも歌もタイミングを合わせるための“クリック”がないので息を合わせて。生ならではのグルーヴ感や緊張感を味わってもらいたいですね」
花村「特におススメポイントは、1つめのサビに入る前のBメロなんですが、リズムがちょっと遅くなるところがあって。そこは全員が息をぴったり合わせて、サビに飛び込むところなので、結構やばいですよ。本当にコンマ何秒の世界なんですが、ぜひ聞いてもらって、ファーストテークならではの空気を感じてもらいたいです」