「2.5次元」の人気俳優7人が音楽の道へ 五感に訴える新人グループの表現法とは
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「誰かを演じてきた僕らではない」 ありのままの7人が体現する魅力
記者会見終了後、初となるファンミーティングが開催された。チケット発売後なんと1分でソールドアウト。「新人」ではあるが7人が個々に持つ人気がうかがえた。満員の会場で、まずはデビュー曲「My dear Summer」、「With You」を披露。初めてのライブにも関わらず、観客とのコール・アンド・レスポンスもバッチリ、ステージとフロアが一体となった。続けて自己紹介コーナーではメンバーの意外な特技を紹介。続けて「五感」を刺激するゲーム大会で会場を沸かせ、終了後にはメンバー全員によるハイタッチ会。最後まで列が途切れることがなかった。
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2.5次元ミュージカルでもライブコーナーや歌唱コーナーが設けられているが、あくまで原作のキャラクターに徹したパフォーマンスであり、今回のステージは7人の個性を感じられる歌とダンスが繰り広げられ、2.5次元ミュージカルとは違った素の彼らを感じ取ることができた。
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舞台慣れをした役者ならではのパフォーマンス。坂垣が「役者だからこそ表現できることを磨いていって、レベルアップしたい」と話せば、堀田は「プロとして絶対いいものを作ろうと思っている」と誓いを立てた。歌唱とダンスで感動を呼び込むアーティストとしての自覚も十分で、健人は「アーティストとして全力で臨みます」。前川は「アーティストとしてゼロから作り上げるところを見守っていただければ」と強調する。そして、桜庭はこう決意を込めた。「誰かを演じてきた僕らではなく、僕たち自身として戦っていきます」
2.5次元のキャラクターを演じる一方で、7人がネクストステージに向けて、個の自分、素の自分をどう表現していくのか、今後のTFGでの活動に注目してみたい。
(フェリーチェ福)
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