乃木坂46樋口日奈、単独では初主演の舞台「生き方を考えてもらえるきっかけになる」

乃木坂46の樋口日奈が3日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで、初日を迎えた単独初主演の舞台「フラガール-dance for smile-」の公開ゲネプロと舞台あいさつを行った。樋口はフラガールのリーダー谷川紀美子を演じる。他に矢島舞美、AKB48の山内瑞葵、ラストアイドルの安田愛里、有森也実ら共演者も登壇した。総合演出を河毛俊作氏が務める。

舞台あいさつを行った乃木坂46樋口日奈【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつを行った乃木坂46樋口日奈【写真:ENCOUNT編集部】

舞台「フラガール-dance for smile―」初日迎える AKB48山内瑞葵「役として生きる」

 乃木坂46の樋口日奈が3日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで、初日を迎えた単独初主演の舞台「フラガール-dance for smile-」の公開ゲネプロと舞台あいさつを行った。樋口はフラガールのリーダー谷川紀美子を演じる。他に矢島舞美、AKB48の山内瑞葵、ラストアイドルの安田愛里、有森也実ら共演者も登壇した。総合演出を河毛俊作氏が務める。

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 樋口は「皆さんの心にこの作品を届けるということが楽しみで仕方ありません。みんなで団結して今日まで来たので、その力を見にきてくださった皆さまの心に届けられるように頑張ります」と抱負を語った。また、フラダンスに挑戦し「使ったことのない腰の動きなどがたくさん詰まっていて大変」と語ると、「自分も必死ですけど、みんなでアイコンタクトをとって、作品をみんなで作り上げる踊りをすることを心がけています」と語った。最後は「来てくれたら絶対に、今をどう生きようとか、明日はどう生きようかと考えてもらえるきっかけになると思います」とPRした。

 主人公の親友の木村早苗を演じる山内は、1か月間けいこして、最初は緊張していたというが、「今回の舞台は、山内瑞葵は一切なく、木村早苗として生きられるように頑張りたい」と意気込みを示した。また、フラダンスには「言葉ではなく手で表現するのがすてき。見ている方、みなさんに伝わる大きな表現ができたらいい」と語った。

 矢島は「この1か月のけいこ、コロナにかからないようにみんなで健康管理してきました」。安田は「たくさんのことを学び、充実した1か月で幸せでした」。有森は、昨年の今頃、新型コロナウイルスにより、自身が出演する舞台の公演が半分中止になったとし、さまざまな制限のある中「感性が研ぎ澄まされるこれからになると前向きにとらえています」と語った。有森は主人公の母親役でダンスシーンはないが「踊りたい」とさけんでいた。

 同作は2006年公開の映画「フラガール」の舞台版。需要の減る石炭を掘り続ける昭和40年の福島県いわき市の炭鉱の町を舞台に、滅んでいく産業の中で人が力強く生きる姿を、フラガールたちを通して描く。

次のページへ (2/3) 【写真】フラガールの力強い姿を熱演…舞台あいさつを行った(左から)山内瑞葵、有森也実、樋口日奈、安田愛里、矢島舞美
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