雛形あきこ、夫の天野浩成に本気で激怒熱演 愛妻の姿に天野「怖かった」
女優でタレントの雛形あきこと実の夫である俳優の天野浩成が31日、東京・新宿区の赤城神社で行われた短編映画「アンコン~夫婦あるある物語~」(天野裕充監督)の先行配信成功祈願イベントに出席した。
映画の力で日本におけるジェンダーバランス社会の実現を目指す
女優でタレントの雛形あきこと実の夫である俳優の天野浩成が31日、東京・新宿区の赤城神社で行われた短編映画「アンコン~夫婦あるある物語~」(天野裕充監督)の先行配信成功祈願イベントに出席した。
新型コロナウイルス禍で在宅が増えて夫婦が不仲になるなか、友人たちの生き方や働き方にも刺激を受けながら自分たちなりの“HAPPY”を見つけていくストーリーで、この日に先行配信がスタート。2人は先行配信の成功を祈願するため、神殿で修祓(しゅばつ)、献せん、祝詞(のりと)奏上、玉串奉奠(ほうてん)を厳かに行った。
祈祷後、2人は金屏風前で会見に応じ、男女双方の目線で描く共感型短編映画である同作について聞かれると雛形は「すごく身近なお話で誰にでも起こり得ること。大切な人と大切な時間をよりよく過ごせるよう見ていただけたら」とPRした。
芸能界きってのおしどり夫婦として知られる雛形と天野。劇中では雛形がストレスで激怒するシーンがあり、雛形が「割り切って演じましたが、私のほうが熱量が高くて。普段けんかというけんかをしないので、そのシーンが怖かったみたいで、脚本の読み合わせのとき『あまり本気にならないで』と言われました」と本気モードだったことを明かすと、天野も「怖かったです」と苦笑いしていた。
同作はジェンダー平等についても描いている。雛形は「去年から仕事の形態がずいぶん変わってきた。考え方が変わる時期なのかな、と思います。性別に関係なく好きなことにチャレンジできる世の中になればいいと思うようになりました」。天野も「性別に関係なく思いやりとか感謝の気持ちがすごく大切だと思いました」と愛妻に頭を下げた。
タイトル中の「アンコン」とは年齢や性別、身体的特徴、宗教、人種などに無意識の偏見を持ってしまう「アンコンシャス・バイアス」の略。同作は国連が制定している3月8日の「国際女性デー」にちなみ、「HAPPY WOMAN実行委員会」(事務局:一般社団法人HAPPY WOMAN)と映画会社「GUM」が製作。映画の力で女性のエンパワーメントとジェンダー平等の推進を目指す、としている。