「日向坂46」が声優を目指す! 青春ドラマが4月スタート 劇中アニメ作品にも注目

人気アイドルグループ「日向坂46」のメンバーが声優を目指す少女を演じる青春ドラマ「声春っ!」(こえはる)が、日本テレビ系で4月28日からスタートすることが決まった。脚本は、熱狂的なファンを生み出したドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(通称“チェリまほ”)の吉田恵里香が担当する。

日向坂46メンバーが声優を目指す少女を演じる青春ドラマ「声春っ!」がスタートだ【写真:(C)「声春っ!」製作委員会】
日向坂46メンバーが声優を目指す少女を演じる青春ドラマ「声春っ!」がスタートだ【写真:(C)「声春っ!」製作委員会】

声優を目指す青春群像劇 竹中直人ら豪華俳優が脇を固める

 人気アイドルグループ「日向坂46」のメンバーが声優を目指す少女を演じる青春ドラマ「声春っ!」(こえはる)が、日本テレビ系で4月28日からスタートすることが決まった。脚本は、熱狂的なファンを生み出したドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(通称“チェリまほ”)の吉田恵里香が担当する。

 ファンの共感を呼んだドラマ「DASADA」(2020年1月期)に続く日向坂46の青春群像劇だ。きらめき声優学園で繰り広げられる、笑って泣ける、ストーリー。キャストは、佐々木美玲、丹生明里、渡邉美穂、金村美玖、河田陽菜、高本彩花、松田好花、上村ひなの、潮紗理菜だ。

 脚本の吉田は、「DASADA」に続き、今回は「声優学校」を舞台に、少女たちの姿を瑞々しく描く。ポップなせりふを散りばめながら、夢や成長だけではなく、挫折や別れにも真剣に向き合った脚本が、日向坂46メンバーの魅力を引き出す。声優を目指しているのに、しゃべることが苦手。コンプレックスの塊で、感情の起伏が激しい主人公めいこは、佐々木が演じる。吉田脚本ならではの等身大のヒロイン。不器用だけど、まっすぐ突き進み、少しずつ成長していくめいこの姿は、多くの若者の共感を呼ぶはずだ。

 監督は、映画「ひるなかの流星」「午前0時、キスしに来てよ」など、大作青春映画を多数手がけるヒットメーカー新城毅彦。さらに、竹中直人ら、豪華俳優が脇を固める。主人公たちを見守る声優学校講師岩尾に平野綾、学校校長には、山寺宏一。また、めいこの祖母には戸田恵子と、声優としても俳優としても屈指の実力派が集結した。めいこが憧れる漫画家・金閣寺炎上を竹中が演じ、ドラマに厚みを生み出す。

 劇中登場のアニメ作品にも注目だ。竹中演じる天才漫画家・金閣寺炎上の作品として劇中に登場する大人気アニメ作品「ジェリジェリフィッシュ」。そのユーモラスで個性豊かなキャラクターは、実は日向坂46メンバーのイラストを参考にデザインされたものだ。

 例えば、第1話からめいこが心の相棒として握りしめているハンカチにししゅうされたキャラクター「るーな」は、めいこを演じる佐々木のアイデア。ドラマを彩る小道具もファンは必見で、Huluでは、Huluオリジナル「声春っ!ドラマラボ」の中でこのキャラクターのイラストに込めたメンバーそれぞれの思いも明かされる。

 ドラマは、全10話で毎週水曜深夜24時59分~25時29分の放送。初回放送終了後、Huluで独占配信がスタートする。

次のページへ (2/3) 佐々木美玲「『1人じゃなくてみんなで支え合っている』っていうのが日向坂46も一緒だな」
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