ヒョードル、迫る日本最終戦 43歳も「若い人にはまだ負けません」

“氷の皇帝"エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)が27日、都内で取材に応じ、29日のベラトール日本大会(さいたまスーパーアリーナ)のクイントン“ランペイジ"ジャクソン(米国)戦に向けて抱負を語った。

抱負を語ったヒョードル
抱負を語ったヒョードル

12・29ベラトール日本大会で運命のゴング

“氷の皇帝”エメリヤーエンコ・ヒョードルが27日、都内で取材に応じ、29日のベラトール日本大会(さいたまスーパーアリーナ)のクイントン“ランペイジ”ジャクソン戦に向けて抱負を語った。

 キャリア最終章を迎えているヒョードルは残り3戦で現役を引退。これが、日本でのラストマッチとなる。今回は23日に来日し、余裕を持って調整を続けてきた。「月曜日に日本に来て時間も取れた。気分はとてもいいですし、体のコンディションもいいです」と万全の状態をアピールした。

 会場のさいたまスーパーアリーナは過去、何度も激闘を繰り広げてきた場所だ。「世界でも最も大きな、素晴らしい場所の1つ。再びここで試合ができることを嬉しく思う。さいたまスーパーアリーナは特別な場所。特別な気持ちで試合に臨みたい」と闘志を高ぶらせた。

 ジャクソン戦の作戦を問われると、「作戦に関しては話しません。私の秘密です」と口を貝に。一方で、「ただ、準備はMAXにしてきた。当然、寝技でもスタンドでもどちらにも対応できるようにしてきた。昔と同じように努力している」と自信をのぞかせた。

 気になるのは年齢だ。かつて最強を誇った”氷の拳”も43歳。加齢との闘いは避けて通れず「年齢というものは感じる。回復力は若い頃のほどではない」と認めた。ベンチプレスやダンベルを使った筋力トレーニングも「年齢とともにそのやり方は少しずつ変わってきています。ダンベルの重さも軽いものにしていますし、なるべく集中して筋力トレーニングをしています」とより質を重視するものに変化したと明かした。

 ただ、最後の日本戦にかける思いは人一倍だ。キャリアのベストマッチに日本でPRIDEヘビー級王座をかけて行われたアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ戦を挙げたヒョードルは「でも、若い人にはまだ負けません」とすぐに強気な言葉を続けた。

 29日は娘の誕生日というのも発奮材料。「この誕生日を一緒に過ごしたいと思う。でも、私は日本にいます。見ごたえのある美しい試合を見せたい。勝利をしたいと考えています」と気合を入れた。

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