遊びと学びを配信する新サービス「ラフ＆ピース マザー」オープン記念取材会が20日、東京・銀座のesports 銀座 studioで行われ、お笑いコンビ「麒麟」の川島明、横澤夏子、ゆりやんレトリィバァ、大人気の動画クリエーターが大集合した。

「ラフ＆ピース　マザー」は吉本興業、NTT、クールジャパン機構の3社による新会社「株式会社ラフ＆ピースマザー」による遊びと学びのコンテンツを配信する新オンラインサービス。動画、アプリ、オンライン教室などが楽しめる（30日間無料）。

　自身も親でもある川島、横澤が司会し、ZOOMを使って、全国の子どもたちと結び、コンテンツを紹介。ゆりやんは子どもたちからも大人気で、川島から、「R-1グランプリ2021」優勝を紹介されると、ピースサインを見せた。

　サービスでは子どもしか行けないという設定の「子供スナック」のママに扮（ふん）して、子どもたちにゲームを教えるというもの。会見で紹介されたのは、千円札を一瞬離した隙に、お札を取ることができたら、自分のものになる少し危険な内容だったせいか、「親御さんと見ていただきたいです」と話した。

「（子どもに）動画を見せすぎていいのか、という話もあるけれど、見て楽しくて、ためになる動画があればよかったなと思ったので、よかったです。（コンテンツは）幅広い」といい、気になるものは？　と聞かれると、「屁のこき方アプリを使ってほしい！」とボケると、川島からは「そんなのはありませんから」と、“ツッコミ”を入れられていた。

　人気YouTubeチャンネル「クマーバチャンネル」とコラボした、エハラマサヒロは妻が5人目を妊娠中であることを明かし、「もう準備に入っている。ベビーグッズを全部捨ててしまった。4人目（の子どもは）はただただかわいい。孫見ているみたい」と話した。

　司会の川島は「こういう（新型コロナウイルス禍の）時代だからこそ、進化したコンテンツ。芸人が楽しんでいるので、構えず見られる。自分たちの時代にあればよかったな。手前みそだけども、（自分が出演した）『3分で見たくなる世界の名作』は面白い。紹介した『走れメロス』は読んだことがなかった。そういうコンテンツがいっぱいある。一方的に教えるわけではなく、一緒に勉強しましょうというスタンス。学校よりも距離が近い」とアピール。

　オンライン教室にも登場する予定の横澤は「自分は勉強が苦手だったが、これは楽しい。（自分の）娘にはこれだけで成長してもらいたい。オンラインでつながれるのは楽しみ。劇場に来られない方も、芸人さんを見に来てほしい」。

　ほかには、サッカー元日本代表の福西崇史、昨年12月にコンビ「田畑藤本」を解散した田畑勇一、藤本淳史、もう中学生、キャプテン☆ザコ（キャベツ確認中）らが登場した。