ポプラ社、児童向け文庫の新レーベル「キミノベル」創刊 その魅力とは?

株式会社ポプラ社は18日、児童向け文庫の新レーベル「キミノベル」を創刊した。YouTubeチャンネル登録者数50万人を超えるバーチャルシンガー・花譜がアンバサダーに就任し、本の魅力はもちろん、物語を通じて“つながる”楽しさを伝えていく。

バーチャルシンガー・花譜とキミノベルの創刊プロジェクトが始動
バーチャルシンガー・花譜とキミノベルの創刊プロジェクトが始動

バーチャルシンガー・花譜×キミノベル 創刊プロジェクト始動

 株式会社ポプラ社は18日、児童向け文庫の新レーベル「キミノベル」を創刊した。YouTubeチャンネル登録者数50万人を超えるバーチャルシンガー・花譜がアンバサダーに就任し、本の魅力はもちろん、物語を通じて“つながる”楽しさを伝えていく。

軽トラからセンチュリー、バイクにバギー…大御所タレントの仰天愛車遍歴(JAF Mate Onlineへ)

「キミノベル」は“キミとつながる、エンタメノベル文庫”と銘打ち、3月より「創作」、「名作」、「ノベライズ」、「ノンフィクション・その他」と多岐にわたるラインアップを毎月刊行する。

 おもしろい本を刊行するのはもちろん、あらゆる「キミ」が夢中になれる物語と出会える、コミュニティー型レーベルとして誕生。

「キミノベル」のウェブサイト「キミノマチ」は、小・中学生を中心とした本を愛する子どもたちも、普段はあまり本を手に取らない子どもたちも、一緒に楽しめるようなコミュニティー機能が充実していることが特徴だ。

 読書という個人的な体験を、「キミノベル」を通してみんなで共有しつながり合える場でありたい、あらゆる「キミ」が今生きている現実とは別の、もうひとつの居場所でいられたら、との考えに基づいている。

 同時に、花譜とのプロジェクトが始動し、創刊記念プロジェクトミュージックビデオを公開した。

 DAOKO「御伽の街」やEve「廻廻奇譚」などを担当した映像作家・佐伯雄一郎氏を監督に迎え、新創刊となる創作小説6タイトルをテーマに制作。ある日の帰り道に花譜がどこかの街を歩いていると不思議な本と出会い、開いた本から誘われるように小説の世界への旅が始まる…というもの。

 花譜が6つの物語の世界を旅する様子が描かれ、作品に登場する敵と戦うバトルシーンや、タイムスリップするように時空間を移動したり、こっくりさんなどの怪談の世界を進んでいく様子など、小説世界と楽曲が融合した映像となっている。

 ポプラ社編集部は「これから物語に出会う子どもたちにも、今回の映像のように自分なりに自由に物語を楽しんでほしい、そしてキミノベルという場に集まって感想や文章、イラストなどをみんなで共有しあうことで、また新しい物語に触れてもらいたい。そんな想いを込めて制作しました。聴いて・見ていただけばきっと、MVの中の花譜さんのように、物語のなかに飛び込みたくなる気持ちがわいてくると思っています」とコメントしている。

次のページへ (2/2) 【動画】6人の花譜が登場する創刊記念プロジェクト
1 2
あなたの“気になる”を教えてください