松山ケンイチ、「うそがバレる」 弱いボクサー演じるために2年間役作り
柄本時生「ひとりカラオケに行けるようになった」
瓜田の初恋の人でありながら、今は小川の婚約者という2人の間で揺れるヒロイン役の木村は「(ボクサー役の3人は)ストイックにやって、役作りをして、その時間を共有できる。カメラが回っていない時も作中のようだったが、(自分はボクサー役ではないので)、もどかしかった」と少しジェラシーをのぞかせた。
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映画のテーマにちなみに、「最近、挑戦したことは?」と聞かれると、「ひとりカラオケに行けるようになった。乱暴な男役で大声を出したら、すぐに枯れてしまったので、のどを鍛えようと思った」(柄本)、「丁寧に生活すること。今までは忙しすぎたので、手をかけて生活している」(木村)、「ザワークラフト(キャベツの酢漬け)作り」(東出)。
大トリで答えた松山は「スマホアプリの大喜利」という意外な答え。「写真に一言言って、ボケています。面白いことを言えるようになりたかった。面白かったら、ポイントがもらえる。60くらいボケて80ポイントをもらった」と明かしていた。
吉田監督は「木村さんはちゃんと俳優さんとして見ていましたが、(ボクサー役の3人は)試合に向かうジムの後輩みたいな気持ちで見ていた。これまで5か所ジムを渡り歩いてきて、登場人物にはモデルがいる。今まで出会った人へのラブレターのつもり。ボクシング映画はうそつかないと撮れないが、うそをつかずに撮った」とアピールしていた。
映画「BLUE/ブルー」は4月9日より新宿バルト9他にて全国公開する。
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【写真】映画「BLUE/ブルー」吉田恵輔監督、東出昌大、松山ケンイチ、木村文乃、柄本時生がそろって登壇した様子