【気になる人】「羽鳥慎一モーニングショー」ストレッチ気象予報士・片岡信和は“残念なイケメン”!?

朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系、毎週月~金、午前8時~)のお天気キャスター・片岡信和さん(35)は、天気予報とストレッチを組み合わせて視聴者に明るさを届け話題だ。戦隊ヒーロー出身、という経歴も異色の片岡さんだが、なぜ俳優になったのか。その素顔は? 「羽鳥慎一モーニングショー」出演後の片岡さんに聞いた。(後編)

気象予報士の片岡信和さんはもともとは俳優【写真:山口比佐夫】
気象予報士の片岡信和さんはもともとは俳優【写真:山口比佐夫】

映画好きが高じて俳優志望に

 朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系、毎週月~金、午前8時~)のお天気キャスター・片岡信和さん(35)は、天気予報とストレッチを組み合わせて視聴者に明るさを届け話題だ。戦隊ヒーロー出身、という経歴も異色の片岡さんだが、なぜ俳優になったのか。その素顔は? 「羽鳥慎一モーニングショー」出演後の片岡さんに聞いた。(後編)(取材・文=中野裕子)

 片岡さんは2006年、大学3年生のときに芸能界入りした。

「芸能界に入りたいと思ったのは、漠然とした映画への憧れからです。大学時代、帰り道に単館の映画館めぐりをしていました。真っ暗な中、携帯の電波を遮断して映画を観ていた、その時間がすっごい好きで。とくに好きなのはジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ映画。大好きな映画に出ている俳優さんがとにかくかっこよく見えて、映画雑誌のライターになりたい、と思ったぐらいでした。一方で、街でよくスカウトされていたので『ワンチャンスがあるのかな』と考え俳優に挑戦しようと思いました」

遅い芸能界入りも根性でチャンスをつかんだ

 オーディション情報誌に掲載されていた、芸能事務所の募集に応募。現在のマネジャーの目に留まった。

「声をかけてくる事務所は怪しいかもしれない、と疑ってかかり、興味があるなら自分で選んで飛び込もうと思いました。締め切りギリギリだったので、急いで写真を自撮りして送ったんですけど、アップすぎて頭が切れていたり、帽子を被っていたり。で、備考欄には『やる気は負けません』って大きく書いて。でも、かえって印象に残ったみたいです」

 面接を経て見事、合格。とはいえ、大学生になってからの芸能界入りは遅い方だ。そのぶん、がんばった。俳優やアナウンサーが滑舌などを練習する長台詞「外郎(ういろう)売り」も2日で覚え、マネジャーに驚かれた。

「面接の後に『次に会うまでに覚えておいてね』と言われたので、すぐに真面目に覚えただけなんですけどね。小中高校と野球をやって体育会系だったので、根性がついていたのかもしれません。大変なのは当たり前、と思っているので。記憶もコツをつかめば、後は根性なんですよ!」

 気象予報士に合格するぐらいだから、記憶力は抜群なのだろう。

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