広末涼子「手帳に『長渕さんの今日の一言』を書いていました」撮影中の秘話を暴露
映画「太陽の家」の完成披露試写会が23日に都内で行われ、女優の広末涼子、飯島直子、山口まゆ、子役の潤浩、権野元監督が登壇した。本来なら主演の長渕剛も出演の予定だったが、急性腎盂(じんう)腎炎のために欠席。冒頭で関係者が長渕の欠席理由を読み上げ、「悔しさでいっぱいだけど、今はしっかり治して、新しい年の初日の舞台挨拶には必ず、元気な姿を見せます。劇場で会いましょう」と長渕本人からの力強いメッセージが読み上げられた。
映画「太陽の家」完成披露試写会で欠席した長渕に代わって会場を沸かせた
映画「太陽の家」の完成披露試写会が23日に都内で行われ、女優の広末涼子、飯島直子、山口まゆ、子役の潤浩、権野元監督が登壇した。本来なら主演の長渕剛も出演の予定だったが、急性腎盂(じんう)腎炎のために欠席。冒頭で関係者が長渕の欠席理由を読み上げ、「悔しさでいっぱいだけど、今はしっかり治して、新しい年の初日の舞台挨拶には必ず、元気な姿を見せます。劇場で会いましょう」と長渕本人からの力強いメッセージが読み上げられた。
広末は緊急入院した長渕について触れ「ここに立った瞬間に、みなさんが来てくださっている喜びと、となりの飯島さんから『涼子ちゃん、もみの木みたいになってるよ』とまさかのことを言われました。長渕さんいないし、どうしようかなとか、たぶん絵力弱いなとか、長渕さんがいらっしゃらなくて申し訳ない気持ちでいっぱいだったんですが『もみの木』発言で心が和みました。主演の長渕さんがいらっしゃらなくて、私たちも残念ですし、みなさんも残念に思われていると思いますけど、1月の初日には元気に立ってくれるということなので、それを楽しみに私たちで頑張ります」と飯島とともに張り詰めた会場を一瞬で和ませてくれた。
撮影中のエピソードを聞かれた広末は「長渕語録ができるんじゃないかというくらい毎日印象に残る言葉を発するので、手帳に『長渕さんの今日の一言』を書いていました。本読みのときに一番熱くなったところで、長渕さんが『俺たち家族だろ』というセリフを突然『ファミリーだろ』って言い出したんですよ。「えっ?」と思いましたけど、これが長渕剛だと思いました。別の日に寒い日の撮影がありまして、私の息子役の潤浩くんをおんぶして待ってくれるシーンがありまして、そこで『寒いな』って言っていたんです。すると監督が止めて言いづらそうに『すいません長渕さん、ここは春の設定なので、寒いはちょっと』と言い出したんですよ。すると長渕さんは『監督よ、ライブだろ』っておっしゃったんです。ライブじゃなくて映画なんですけど、体感したものを出すことはライブと表現するんですよ。これを聞いて「わ~っ」て思って感動したのを覚えてます。長渕さんの真っすぐ生きている姿を見て、長渕さんの本が書けそうな気がします」と撮影中の長渕の意外な一面を暴露した。
また、子役で出演していた潤浩くんは長渕が不在ということで、主題歌「Orange」を代わりに歌唱。カワイイ歌声が会場に響き渡り、大きな盛り上がりを見せた。
映画「太陽の家」は、2020年1月17日より全国公開される。