――逆に、福田さんから今村さんに聞きたいことは？

福田「みちゅは自分をもう少し出していきたいと思っているはず。本当はソロ公演もやりたいでしょ？」

今村「うーん、需要があるのかなって（苦笑）」

福田「絶対あるよ！　チケットは完売、みちゅがやる曲はお客さんも全部知ってるという状況だとしたら？」

今村「大人っぽい曲かな。たとえば『哀愁のトランペッター』（AKB48『翼はいらない』収録）とか」

福田「めっちゃ、いい！　みーおんさん（向井地美音）の曲好きよね」

今村「そう！　好きな曲、好きな曲、みーおんさんがセンターの曲ばかりなの。『哀愁のトランペッター』はメロディーが好き。あとは『君は僕の風』（AKB48『Teacher Teacher』収録）もすごくおしゃれ」

福田「みーおんさんの曲でワンブロック固めたら？」

今村「あと最近聞いてたのが、『サンダルじゃできない恋』（AKB48『センチメンタルトレイン』収録）。歌詞が大人っぽくてかっこいいのよ。ほかにも、青い向日葵でバンドやってるからギターでしんみり弾き語りとか、ブロックブロックで色をつけたい」

福田「全然好みが違うね。私は絶対にやりたくない（笑）」

今村「なんでよー！（笑）」

福田「私は『渡り廊下走り隊』をやりたいタイプだから。2人の意見を出したら、STU48のセットリストはいろんな色が出そうという意味で、ここでも相性がいいね」

今村「うん！　私もまゆゆさん好き。SHOWROOMで『恋のチューイング』（渡り廊下走り隊『初恋ダッシュ』収録）を歌ったら、ファンの方はほぼ知らなかった」

福田「派生ユニット系は意外と知らない方が多いかも。みちゅが歌って有名にすればいいんだよ」

今村「リバイバル公演とかもしてみたい！」

福田「したーい！」

今村「『オーマイガー!』（NMB48）とか」

福田「『清純フィロソフィー』（AKB48チーム4）も久々にやりたい！　公演はいっぱいあっていいから、今日は何にしようとか選べたら楽しそうだね」

□今村美月（いまむら・みつき）2000年2月19日、広島県生まれ。STU48 1期生。キレのあるパフォーマンスだけでなく、優しさと思いやりでメンバーを支える2代目キャプテン。読書はミステリー小説が中心で、最近は東野圭吾作品を読み進めている。ハマっていることはドライヤーや歯磨きをしながらのスクワット。ニックネームは「みちゅ」。

□福田朱里（ふくだ・あかり）1999年3月29日、香川県生まれ。STU48 1期生。頭の回転の早さと変幻自在のMC、独自の発想力を誇る頼れる副キャプテン。「ねと（寝てる猫）」「おやねこ（おやすみ）」など独自のワードを生み出し、グループの“猫番長”として知られる。学生時代の得意科目は現代文。ニックネームは「ふくちゃん」「あかりん」。