キラキラしている存在に―STU48キャプテン&副キャプテンが考える理想のアイドル像
アイドルは「愛してもらうお仕事」 まずは自分を好きでいてあげること
――6thシングル「独り言で語るくらいなら」は、「こんな時代だからこそ、アイドルが必要だ」がテーマにもなっています。この4年間で見えた自分なりのアイドル像は?
今村「私は外出自粛期間中、アイドルに限らず、表舞台で活躍している方々を見て、自分に誇りや自信を持っている方は輝いているし、惹かれるなと感じました。あまりネガティブな発言はしないようにしていますけど、メンバーはみんなダンス、歌、トーク、長けているものがあって本当にすごいので、『私は……』と気持ちが落ちてしまいがち。でも、自信があればもっと輝きもついてくるだろうし、そんな私を見てくださる方がいると思うので、まずは自分に自信を持つことから始めようと決めました」
福田「自分がこれと信じるものを持っていたら、それぞれの方向で答えが見つかるはずだから、自信は大事だよね。アイドルは愛してもらうお仕事。まずは自分を好きでいてあげること。そのうえで、みんなに笑顔をお届けしたい。もちろん親近感も大切だし、SHOWROOMで裏の裏を見せるのもかわいいけど、なるべく偶像でいるのが理想かなって。私がそれに一番遠いけどね(苦笑)」
今村「たまに2人で今どきのアイドルの話をするよね。『裏を見せまくりだよね』ってフレーズ、聞いたことあるもん(笑)」
福田「いやなのよ、私は。だってまゆゆさん(渡辺麻友)の部屋とか見たくないもん(笑)。みんなにキラキラしている存在だと思われていたいから、弱いところは見せない。それが私のアイドルとしてのポリシー!」
――STU48は瀬戸内各港を回る「ありがとう!STU48号ツアー」(4月10日~5月23日)をもって、船上劇場を卒業することが発表されました。5年目も迎えるなかで、やってみたいことは?
今村「STU48号とのお別れの前に、みんなに濃い思い出を残してほしいです。特に、2期研究生は船に乗る機会が少なかったと思うので。メンバー1人30分とか持ち時間を設けて、何日間にわたって、自分の好きなことを最後になんでもしてOKみたいに!」
福田「メンバーみんな一番今が若くてかわいいと思うので、AKB48さんのように1人ずつ違った衣装とか、もっといろんなバリエーションを作ってもらえるように、頑張って売れっ子にならないと。2021年は去年の分を取り返す勢いでライブもしていきたいです!」
――せっかくの対談なので、お互いに聞いてみたいことはありますか?
今村「ふくちゃんは『オリジナル公演をしたい!』ってずっと言っているよね。(岡田)奈々さんプロデュースは恋の予感というコンセプトだけど、ふくちゃんが作るとしたら?」
福田「STU48の曲だけで組んだ、STU48ファンに捧げるSTU48公演! AKB48さんを詳しくない方でも、STU48からアイドルを好きになってほしいからね。もう少し曲数が必要だから、5期生くらいまで入ってきたら(笑)」
今村「えっ、めっちゃあとやん!」
福田「そうかな(笑)。たぶんあと3年くらい」
今村「私、参加できるかな(笑)」
福田「STU48の総監督になっているかも(笑)」
今村「早く実現してもらうために、インタビューとかで時々言うね!」