STU48内の“徳島愛ナンバーワン”を自負し、「徳島の観光大使になりたい」と夢を掲げる谷口は、とくしまLOVEサポーター就任前の20年9月、徳島のおすすめを約1か月間にわたってツイッターに投稿。その後も、「#勝手に徳島宣伝大使」と題して自分なりの発信を続けている。そうした谷口の活動に対して、今治さんも感謝の言葉を述べる。

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「ご当地グルメや観光スポットを写真付きで紹介していただいて、徳島県の魅力を再発見してもらえたのではないかと思います。たくさんの方に届けたいという谷口さんのお気持ちは、観光政策課としても大変うれしいです。徳島県のPR動画撮影で初めて一緒にお仕事させていただいた際、タイトなスケジュールの中でも、関係者の方々と気さくにお話しされていた姿が印象的でした。谷口さんがいるだけで和やかになって、人を笑顔にできる方なんだなと。私たちも癒されて、元気をもらえます」

　また、頭の回転の早さとプロデュース能力を生かしてSTU48の“広報部長”役を担う副キャプテンの福田も、徳島への思いは強い。19年9月に船上劇場「STU48号」が徳島に初寄港した際には、「幼稚園の頃から小学2年生くらいまで徳島県に住んでいました。優しくて、徳島愛にあふれた方が多い。第2の故郷のような、とても親近感が湧く場所だと思います」と語っている。今治さんの中でも、福田のアイデア力は印象に残っているようだ。

「福田さんはPR動画でも、『こういう感じで撮影してみたらどうですか』『このロケ地だったら、ここで撮影したらきれいだと思います』と、さまざまなアイデアを出していただいて、『より良いものを』という思いで、一緒に協力して作れたと感じました。以前、徳島県に住んでいらっしゃったということで、相当な熱量と徳島愛を持って活動していただいています。普段、副キャプテンとして情報発信の先陣を切ってやられていると思うので、人を引き込むような文章の書き方、写真の選び方にはうならされます」

　谷口と福田は、STU48内で四国が大好きなメンバーで結成されたユニット「勝手に！四国観光大使」のメンバーでもある。「いつかは本当に『四国観光大使』に任命されるようなチーム」を目指す彼女たちと連携して、徳島県の認知度を高めていきたいと今治さんは話す。

「お二人が徳島県の魅力をもっと発信したいと思ってくださっていることは、本当にありがたいです。このご縁を大切にして、今後さまざまな形で一緒に魅力発信や観光PRをしていけたらと思っています」

　徳島県、そして、とくしまLOVEサポーターを担う谷口と福田の熱のこもった“共同作業”は今後も続いていく。