柄本明&上白石萌歌、ウェブCMで共演 上白石は“ずっこけ演技”にも挑戦
俳優の柄本明と女優の上白石萌歌が、インターネット契約の総合窓口「ネットのミカタ。」の新ウェブCMに登場。「ネットのミカタ、登場」篇が、1日から公開となった。
「ネットのミカタ。」新ウェブCM ネット契約の実態と消費者と業界の力関係をユーモラスに描く
俳優の柄本明と女優の上白石萌歌が、インターネット契約の総合窓口「ネットのミカタ。」の新ウェブCMに登場。「ネットのミカタ、登場」篇が、1日から公開となった。
CMでは、インターネット回線を契約したい者たちが集う異空間が舞台。女子大生を演じる上白石が、ネット契約の主を演じる巨大化した柄本に、インターネット契約の相談をするも、強引に不要なオプションを勧めてくるなど、昨今の消費者ファーストではないインターネット契約の実態をユーモア込めて表現している。見どころは、CMでは初の悪役を演じる柄本の迫力満点の表情と、必死に逃げる上白石の躍動感あふれる演技だ。上白石を救うネットのミカタ。イメージキャラクター「ミカタロウ」にも注目だ。
CMの舞台は、電脳世界をほうふつとさせる奇妙な異空間が舞台。スタジオではグリーンバックでの撮影がメインとなった。女子大生を演じる上白石は、普段の私服を思わせるような自然体な衣装でスタジオ入り。撮影中には、衣装の鎧を身につけた上白石が「すごい!勇者みたいで強そう!」と、どこか満足気な様子でスタッフと笑い合っていた。一方で、マントからブーツまで全身真っ黒の衣装でスタジオに入った柄本。大御所俳優のオーラに、スタジオにもどこか緊張感が漂った。
上白石は、巨大な“サイバー柄本”から逃げ、転んでしまうシーンの撮影では、マットに向かってダイブする“ずっこけ演技”に挑戦。上白石はカットの声がかかるとマットに顔をうずくめたまま笑いが止まらない様子。スタッフと一緒にモニターでチェックしながら、「なんかダサいんだよね~(笑)」とお腹を抱えるほど爆笑していた。
上白石はCM撮影を終え、「全体を通して、すごく壮大なストーリーがあって、大作の映画を撮影しているような感覚でした。柄本さんの手が伸びてきて、怖気づいて振り返るというシーンでは、泥んこになりながら撮影をしました。(ワンシーンの中で)悲壮感や緊張感を表現することが面白くて、見てくださる方にも面白さや必死感が伝わるといいなと思っています」と振り返った。
CM公開の3月は新年度を迎える季節。新生活に向けて挑戦したいことも明かし、「片付けが苦手なところがあるので、新しい棚を買って収納できるスペースを増やそうと思っているので、整理整頓術を身に付けて快適な暮らしをしたいなと思っています」。2月28日に21歳の誕生日を迎えるのを前に、「(今年の誕生日は)機能性の高い棚が欲しいなと思っています(笑)」とコメントした。
一方の柄本は、悪役での出演を振り返り、「こんな格好は初めてですね。僕の世代で言うと、プロレスラーの『獣神サンダー・ライガー』ですかね(笑)。ライガーもこんな肩パットみたいなものをしてたんじゃないかな(笑)。興味深く、(CMでの)悪役は初めてだったので、どんな風になるのかなとといった感じでやってまいりました」と語った。
CMで紹介するサービスは「ネットのミカタ。」という名称だ。柄本にとって“ミカタ”になる存在について聞かれると、「やっぱり、家族じゃないかと思います」と答えた。「あと、ずっと劇団をやっていますから、劇団の仲間とか。事務所の人たちとか」と明かした。