井ノ原快彦主演の「特捜9」、最新シーズンが決定 “個性強すぎ”な刑事たちの関係も焦点

検察VS特捜班の構図も見逃せない展開に

 そして、シーズン3で特捜班に加わったのが、名優・中村梅雀が扮(ふん)する国木田誠二だ。当初、特捜班の面々と関わることを拒んでいた国木田は最終回、ついに特捜班の班長としてメンバーを率いることを決意した。最新作では班長としてその手腕を存分に発揮していくが、第1話から早くも暗雲が……。なんと、シーズン3最終回に登場した東京地検次席検事・渡辺理人(佐野史郎)が再び圧力をかけ、特捜班の前に立ちはだかることに。国木田と深い因縁を持つ彼の存在が、特捜班にどんな影響を与えるのか。検察VS特捜班の構図も見逃せない展開だ。

 井ノ原は「『season4』に突入し、チームワークはますます安定感を増しています。昨日今日に出会った人たちでは作れない“匂い”は、僕らがともに歩んできた時間あってこそのものだという自負もありますね」とコメント。「撮影では気をつけなければいけないことはたくさんあるので、昨年スタッフさんが徹底的に考えてくださった対策を今年も引き継いで、気を緩めることなく撮影に臨んでいます」と撮影の様子を明かした。

 さらに、「最新シーズンは、第1話から最終回までつながるストーリーが展開します。多くの伏線が張られ、それがどう回収されていくのか、楽しみにしてください。『誰がこんなことを思いついたの!?』と驚くような事態も起きて、特捜班メンバーの関係性も大きく変わっていくのではないか、という予感も……。もしかしたら、今までにはなかったようなやりとりが出てくるかもしれません」と、波乱の展開についても言及した。

 最後に、「『特捜9』では殺人事件を背景に人間の悲しく切ない一面も描かれますが、特捜班が爽快に事件を解決していく姿からは、『明日も頑張ろう』というパワーを受け取っていただけるはずです。まだまだ大変な状況が続きますが、1週間の真ん中の水曜日に、みなさんに活力をお届けします!」とメッセージを寄せた。

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