住宅ローンを組んで後悔している理由の第1位は?全国の男女377人にアンケート

株式会社AlbaLinkは、「住宅ローンついての意識調査」を実施し、結果を発表した。調査は全国の男女377人を対象にした。

「住宅ローンついての意識調査」(写真はイメージ)【写真:写真AC】
「住宅ローンついての意識調査」(写真はイメージ)【写真:写真AC】

返済時のボーナス払い併用も大きな落とし穴に

 株式会社AlbaLinkは、「住宅ローンついての意識調査」を実施し、結果を発表した。調査は全国の男女377人を対象にした。

 AlbaLinkの調査では、「住宅ローンを組んで後悔しているかどうか」を質問。「住宅ローンを組んで後悔している」と答えたのは全体の18.3%だった。

 アンケートを世帯年収別に集計してみると、年収が299万円未満の回答者で「住宅ローンを組んで後悔している」と答えた割合が最も多く、年収が多くなるにつれて減少。年収1000万円以上の回答者でも、1割は後悔していることが分かった。

 住宅ローンを組んで後悔している理由の第1位は「ローンの返済に困った(38票)」。これは、2位の「間取りや部屋の広さに不満が出た(16票)」と「自身の転勤や子どもの進学先の妨げになった(16票)」に倍の差をつけている。その他には、「家族構成の変化に対応できなかった」、「月の返済にこだわってしまいボーナス払いを多くつけてしまった」、「遅くに組んだので定年後もローンがある」などの声が上がっている。後悔している人は、ローンの返済計画、ライフスタイルの変化予想の2点の見通しが甘かったのが主な要因のようだ。

 一方、住宅ローンを組んで後悔していない、と答えた人に「後悔しないために何が大切か?」を質問。最も多かったのが「ローンの返済計画(228票)」で、第2位に「購入タイミング」がランクインした。

 後悔した理由、後悔しないために大事なことのそれぞれで最も多くの票を集めた「ローンの返済計画」は住宅ローンで後悔しないための大原則と言えるだろう。

次のページへ (2/2) 【グラフ】世帯年収別に見る「住宅ローンを組んで後悔しているかどうか」の割合と後悔したこと一覧
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