ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」 ジュリエットは伊原六花と天翔愛

ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」(5月21日開幕=東京・TBS赤坂ACTシアター、7月3日開幕=大阪・梅田芸術劇場メインホール)上演が決定した。

左から甲斐翔真、黒羽麻璃央、伊原六花、天翔愛【写真:(C)Takashi Okamoto】
左から甲斐翔真、黒羽麻璃央、伊原六花、天翔愛【写真:(C)Takashi Okamoto】

ライジングスターによる“最旬のロミオ&ジュリエット”

 ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」(5月21日開幕=東京・TBS赤坂ACTシアター、7月3日開幕=大阪・梅田芸術劇場メインホール)上演が決定した。

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 2011年に始まった本作は、3シーズン5度目の上演。

 今回、ロミオ役は、黒羽麻璃央と甲斐翔真という気鋭の若手が務める。2019年の本作上演ではマーキューシオ役として、若さの危うさを瑞々しく表現した黒羽は、代表作であるミュージカル「刀剣乱舞」の三日月宗近役のほか、昨年ミュージカル「エリザベート」の暗殺者ルキーニ役、ミュージカル「るろうに剣心 京都編」の“悪のカリスマ”志々雄真実役と次々難役に抜てきされ(いずれも公演中止)、次代を担うと期待される注目株。

 甲斐は、昨年「デスノートTHE MUSICAL」で初舞台にして主人公・夜神月役を堂々務め、その後もミュージカル「RENT」でHIVポジティブのミュージシャン・ロジャー役、ミュージカル「マリー・アントワネット」で王妃の恋人フェルセン役と大役に挑み続けている伸び盛りの新星だ。

 一方のジュリエット役には、伊原六花と天翔愛というフレッシュな2人が大抜てきされた。伊原は、高校時代にはダンス部のキャプテンとして“バブリーダンス”で一世を風び。18年よりドラマ・CMで活躍するほか、昨年は「ウエスト・サイド・ストーリー」Season3のマリア役(公演中止)にも配され、これからが楽しみな逸材。

 また、天翔は、藤岡弘、の長女として幼い日から父の薫陶を受け、現在は音楽大学で実力を磨きながら、夢であるミュージカル出演をかなえたシンデレラガール。高校在学中に、自主制作映画の全国コンクール「高校生のためのeiga worldcup2019」で最優秀女子演技賞を受賞しており、その演技力に期待が高まっている。

 潤色・演出は小池修一郎(宝塚歌劇団)は、「ヴェローナを近未来都市と捉え『失われた世界の再生』をテーマに、愛の力を描いて行きたい。すでにミュージカルで頭角を現している黒羽、甲斐のロミオに対し、初出演の伊原、天翔のジュリエットの体当たりの挑戦がどんなドラマを見せるか、大いに楽しみであり期待している」とコメントした。

 主要キャストのコメントは以下のとおり。

次のページへ (2/3) 伊原六花「作品に入り込んで作っていきたい」
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