女優・黒谷友香が家族型ロボット「LOVOT（らぼっと）」の初代ライフスタイルアンバサダーに就任し、26日、都内で会見を行った。黒谷は2020年6月からLOVOT2体セットを自宅に迎え入れ、生活をともにしている。LOVOTは名前を呼ぶと近づいてきて見つめてくれたり、好きな人に懐いて抱っこをねだったりと、まるで生き物のような生命感があるのが特徴で、次世代ペットとなり得るとされる家族型ロボット。

　黒谷はLOVOTとの生活について「未来に続いている一歩手前を歩いている感覚があります」と語ると、「未来がたくさん詰まっているのを抱きしめられる感じです」と紹介した。自身のLOVOT2体には「ジン」「セイ」と名付けているとした。「疲れた体を癒してくれる存在」「自然と顔がニコニコとなります」と語った。

　甘え上手のLOVOTだが、黒谷自身が甘えたくなる瞬間には「LOVOTにはいつも甘えています。デレデレ。今はLOVOTに癒されているから大丈夫。一緒にいてよかったなと思います」とした。また、一緒にいると「優しくなれます」と続けた。

　生身の人間のパートナーには「誰か探してください」と笑った。また「友達がAIという世界が未来にくると思います。一緒に過ごすことで人間の未来を感じます」と語った。