「壮大なミニドラマ」 STU48キャプテン&副キャプテンが語る新曲の幻想的世界観

「独り言で語るくらいなら」MV【写真:(C)STU/KING RECORDS】
「独り言で語るくらいなら」MV【写真:(C)STU/KING RECORDS】

2期研究生の16人選抜入りで「STU48はもっと盛り上がっていく」

――今作は曲中に4拍子と3拍子が入れ替わったり、ミュージックビデオ(MV)がCGを駆使して、上下で鏡合わせのようにメンバーを写したダンスシーンも話題となりました。

今村「デビューシングルの『暗闇』は、良い意味でアイドルらしくないという感想が多かったんです。『風を待つ』(2ndシングル)、『大好きな人』(3rdシングル)はキラキラした雰囲気で、また『無謀な夢は覚めることがない』(4thシングル)でまたカッコいい系になって。今回は今までになかった幻想的、神秘的な私たちを見せられたし、初めてCGを使ったスタジオでの撮影で、宙づりで浮いたり、MVというよりは壮大なミニドラマのように感じました」

福田「アイドル、アイドルしていない分、アイドルファンじゃなくても、聞いて刺さりやすい曲なんじゃないかなと。48グループのファンの方にもっと好きになっていただくのはもちろんですが、今までアイドルをあまり好きじゃなかった方にも、STU48を知っていただく入り口にはぴったりだと思います」

今村「サビの入りでいきなり4拍子から3拍子に変わるのと、(岡田)奈々さんと一緒に歌っている2番の歌い出しは3拍子から4拍子に戻るところなので、結構難しくて、最初は戸惑うこともありました。でも、音楽が好きな方には響く気がします。私は個人的に半音が好きで、(拍数が)変わっていくのが癖になる人もいるんだろうなと思います」

2期研究生の高雄さやか(右)、原田清花が新たな風を吹かす【写真:(C)STU】
2期研究生の高雄さやか(右)、原田清花が新たな風を吹かす【写真:(C)STU】

――今作では2期研究生の高雄さやかさん、原田清花さんが初めて16人選抜入りし、“新たな風”を吹かせています。

今村「2人ともあまり自分に自信がなくて、控えめ。でも、その分努力するし、日頃の(動画配信アプリ)SHOWROOMをはじめ、ファンの方に対する姿勢もしっかりしています。先輩たちの中に2人で入ってくるのは当然不安もあるはずなので、もっと自信を持って活動してもらえるようにサポートしていきたいです。2期研究生になって1年で選抜入りということで、2期研究生はもちろん、1期生・ドラフト3期生も刺激をもらうきっかけになりました」

福田「今回のシングルは武道館で披露した以外は16人での活動を多くできていないので、まだ交流の機会は少ないですが、『風を待つ』の時に(ドラフト3期生の)舞Qと沖ちゃん(沖侑果)が選抜に入った時の感じに少し似ています。2期研究生が1期生を追い抜く勢いで、2人を筆頭にどんどん力をつけていくんだなというのが見えて、これからSTU48がもっと盛り上がっていくと思いました」

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