元Jリーガー増嶋竜也、チーム未所属選手のチャレンジを後押し 練習キャンプ開催などで支援
元Jリーガーの増嶋竜也が、チーム未所属の選手たちが新しいチームとの契約を目指すことを支援するプロジェクトに取り組んでいる。実際に大阪でトレーニングキャンプを開催。“再びJリーグのピッチへ”を掲げ、チャレンジの後押しをしている。
「#Rebackプロジェクト」 大阪でトレーニングキャンプを開催
元Jリーガーの増嶋竜也が、チーム未所属の選手たちが新しいチームとの契約を目指すことを支援するプロジェクトに取り組んでいる。実際に大阪でトレーニングキャンプを開催。“再びJリーグのピッチへ”を掲げ、チャレンジの後押しをしている。
増嶋は高校サッカーの名門・市立船橋高から、FC東京でプロキャリアをスタートさせ、京都サンガ、柏レイソルなどでプレー。ジェフ市原・千葉に所属していた昨季限りで現役引退。自身のセカンドキャリアを新たに開始した。また、元バドミントン日本代表の潮田玲子の夫としても知られている。
増嶋によると、新型コロナウイルスの影響で、チームの運営状況が苦しくなったこともあり、チームが決まらず引退を決意する選手や、現在も未所属となっている選手が多い現状にあるという。満足な練習環境を得られないような状況の選手たちに、「トレーニングできる環境を提供し、1人でも多くの選手が再びJの舞台に戻ることを目指す」と今回、サポートプロジェクト「#Rebackプロジェクト」を立ち上げた。
15日から大阪・堺市のJ-GREEN堺で、未所属Jリーガーを対象としたトレーニングキャンプを開催。新型コロナウイルスの感染予防を徹底したうえで、Jクラブの強化担当者にアピールするための自主トライアウトを実施している。主な参加選手は、MF兵藤慎剛(35/仙台)、MF内藤洋平(32/北九州)、DF阪田章裕(36/福島)、DF宮崎智彦(34/磐田)、DF松本光平(31/オークランドシティ)。3月7日までの予定だ。
また、2月からクラウドファンディングを設立し、サポート活動を進めているという。
増嶋は「私自身、昨年末に引退を決断する前は、『来季はサッカーが出来なくなるかもしれない怖さ』や、『まだやれる、まだ夢を叶えたい』という気持ちとの葛藤がありました。そんな同じ感情をもった選手たちにトレーニングできる環境を提供し、サポートしたいと思い、今回プロジェクトをスタートさせました」とし、「実際にトレーニングに打ち込む選手たちの姿を見て、なおさらサポートしたいという気持ちが強まりました」とコメントしている。
「#Rebackプロジェクト」https://camp-fire.jp/projects/view/382938