宝塚退団後初の舞台「サクラヒメ」 純矢ちとせ「宝塚で培ってきたものを発揮したい」

元宝塚娘役スターで女優の純矢ちとせらが19日、都内で行われた演劇「イマーシブシアター『サクラヒメ』 ~『桜姫東文章』より~」(京都・南座、来年1月24日~2月4日)の製作発表に登場した。主演でサクラヒメ役を演じる純矢は、今年7月に宝塚退団後、初の舞台となる。

(左から)新里宏太、Toyotaka、世界、川原一馬、純矢ちとせ、荒木健太朗、平野泰新、高田秀文
(左から)新里宏太、Toyotaka、世界、川原一馬、純矢ちとせ、荒木健太朗、平野泰新、高田秀文

京都・南座で来年1月から演劇「イマーシブシアター『サクラヒメ』 ~『桜姫東文章』より~」

 元宝塚娘役スターで女優の純矢ちとせらが19日、都内で行われた演劇「イマーシブシアター『サクラヒメ』 ~『桜姫東文章』より~」(京都・南座、来年1月24日~2月4日)の製作発表に登場した。主演でサクラヒメ役を演じる純矢は、今年7月に宝塚退団後、初の舞台となる。

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 純矢は「私は幼少期から日本舞踊を習っていて、17年間在籍した宝塚歌劇団でも学んでおりました。それに加え、お三味線やお歌やダンスのシーンもあるということで、すべて精いっぱい努めてまいりたいと思います。宝塚で培ってきたものを発揮したいです」と抱負を述べると、「5人の男性に思いを寄せて頂くという幸せな役で、結末がみなさまの投票によって変わるという、毎回、結末が楽しみな作品でございます。お客様にも何度でも楽しんでもらえるのではないかと思っています」とアピールした。

 同公演は、様々な文化創造を展開する寺田倉庫と、歌舞伎や日本の文化の継承と発展に努める松竹が設立したTSプロモートが主催。ニューヨークブロードウェイ発祥の新しい演劇「イマーシブシアター」(没入型演劇)となる。5パターンの結末を客が裁決(投票)で選ぶマルチエンディング形式は大きな見所のひとつだ。

 共演する俳優の川原一馬は「選ばれるのかというドキドキがある。僕自身はタップダンスで魅了できたらと思います」。また、俳優の平野泰新は「男子新体操で培った表現力で楽しませることができるように頑張っていきたい。僕でしか演じることができない表現をしていきたいです」と意気込みを語った。

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