水川あさみ、毎日映画コンクールで女優主演賞に 夫・窪田正孝も「喜んでくれていました」
第75回毎日映画コンクールの表彰式が17日、都内のホールで行われた。「MOTHER マザー」が日本映画大賞を受賞し、「アンダードック」が日本映画優秀賞ほか、最多4冠を達成。男優主演賞を、森山未來(「アンダードック」)、女優主演賞を、水川あさみ(「喜劇 愛妻物語」)がそれぞれ受賞した。
第75回毎日映画コンクール表彰式 「喜劇 愛妻物語」で女優主演賞
第75回毎日映画コンクールの表彰式が17日、都内のホールで行われた。「MOTHER マザー」が日本映画大賞を受賞し、「アンダードック」が日本映画優秀賞ほか、最多4冠を達成。男優主演賞を、森山未來(「アンダードック」)、女優主演賞を、水川あさみ(「喜劇 愛妻物語」)がそれぞれ受賞した。
男優助演賞は「罪の声」の宇野祥平が受賞。女優助演賞には「朝が来る」の蒔田彩珠、監督賞の河瀬直美と合わせて「朝が来る」は2冠を獲得した。
劇中で夫・豪太(濱田岳)に罵声を浴びせながらも家計や子育てを支える不機嫌な妻・チカを熱演した水川は「私にとっても運命的な出会いをできた役。きっと一生忘れることのできない特別な役になりました」と感慨深げ。授賞式では、司会の生島ヒロシから、「ご主人の感想は」と聞かれ、「とても喜んでくれていました」と夫で俳優の窪田正孝の反応も明かしていた。
今後の目標を問われると、「作品に出会うのは縁でもある。素晴らしい作り手の方に出会えるように、真面目に映画に向き合って頑張っていきたい」と意気込み、「この場所に立てるように日々精進しながら、しなやかで味のある俳優になっていけるように頑張りたい」と胸を張っていた。
日本映画大賞に輝いたのは、大森立嗣監督の「MOTHER マザー」。日本映画優秀賞には「アンダードック」(武正晴監督)が受賞し、男優主演賞の森山、撮影賞の西村博光、録音賞の藤丸和徳、瀬川徹夫と合わせて最多4冠を獲得。
また、「許された子どもたち」の上村侑、「37セカンズ」の佳山明にはスポニチグランプリ新人賞が贈られ、田中絹代賞は梶芽衣子が受賞した。