美しすぎるUber配達員で話題の美女はトップライバーへ転身 SNS時代の“生き残る術”
“美しすぎるウーバーイーツ配達員”として話題になったタレントの堀みづきが、ライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」で約1万5000人以上のリスナー(視聴者)がいるトップライバーに転身。テレビ出演だけでない、SNS時代ならではのタレント活動を展開している。堀は「ウーバーをやってなかったら、今の私はなかった」と振り返る。
堀みづき、リスナーは約1万5000人以上「一度こうやると決めたら熱中するタイプ」
“美しすぎるウーバーイーツ配達員”として話題になったタレントの堀みづきが、ライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」で約1万5000人以上のリスナー(視聴者)がいるトップライバーに転身。テレビ出演だけでない、SNS時代ならではのタレント活動を展開している。堀は「ウーバーをやってなかったら、今の私はなかった」と振り返る。(取材・文=平辻哲也)
緊急事態宣言下の昨年5月から始めたウーバーイーツでの仕事ぶりが雑誌やテレビで評判になった。「本当に狙いではないんです。母が山形県酒田市で飲食店を経営していて、大変になっていたので、少しでも飲食店のお役に立てばと思って始めました。実際にウーバーからお金もいただき、アルバイトとしてやっていたので、メディアに取り上げられて、びっくりしました」。
直前には、移動での密を避けるため、電動機付き自転車を買ったばかり。当時品薄だった保温バッグは知人から譲ってもらうことができた。「1回の配達代金が500円くらいで、多い日は15件くらい行きました。ファストフードが1番多くて、マクドナルドさん、タピオカ店、ラーメン屋さんと本当にいろいろなお店に行きました。お客さんからチップをもらえることもあって、うれしかったですね。スポーツジムも閉めたりして、何もできない状況が続いていたじゃないですか。ウーバーをやれば、運動もできるし、人の役に立てる。飲食店の方からはいろんな温かい言葉をかけて、人の優しさに触れることもできて、自粛期間中、続けました」。
その後、「ライバー(発信者)として活動しないか」とのオファーを受け、6月15日にライブ配信をスタートした。「Pococha(ポコチャ)」はディー・エヌ・エーが運営する、スマホで気軽にライブ配信ができるアプリ。収入は、配信時間に応じて時給のようにもらえる「時間ダイヤ」と、リスナーの視聴時間やギフトの量によってもらえる「盛り上がりダイヤ」の合計だ。堀は現在、19ある時給ランクでトップのS6。毎日、昼夕晩にライブ配信し、リスナーと密にコミュニケーションを取っている。
「何でもチャレンジですね。コツコツと自分なりに努力していたら、見てくれる人がいるかなと思い、本当に突っ走ってきました。1日12時間、配信をしたこともあります。毎日、おはようからおやすみまで話しますが、毎日、来てくれる人も増えて、みんなと仲良くなって、いろいろな報告をすると、みんなが喜んでくれる。それが私も活力。面白い話だったり、楽しい雰囲気作りができるように毎日考えて、寝る前には1人で反省会をしてから寝ています」