【気になる人】ENEOSのCMで「うふふ?」の主婦を好演した峯村リエは50代で開花「人生何が起こるか…」
独身で保護猫と1人&1匹暮らしを満喫している
「ENEOSでんき」のCMでは主婦を演じていたが、峯村さん自身は独身。いわゆる“家庭の主婦”ではない。
「三毛猫の日差(ひざ)と2人暮らしです。犬派だったのに、猫を飼っている友人がいて『かわいいな』と思い、5年前に保護猫を引き取って飼い始めたら、すっかり猫派に。日差は人懐こい猫ではなく、最近、ようやくなでさせてくれるようになったぐらい。でも、留守にする日が続くと、帰宅したとき『みゃあみゃあ』と鳴いて抗議してくるんです。それがまたうれしくて(笑)」
1人と1匹暮らしを満喫しているが、体調に気をつけるようになった。
「やはり50歳を超えたあたりから体が変化してきたな、と感じています。舞台の稽古のときは、稽古前より後に念入りにストレッチをしたり、酷使した部位を冷やしたりするようになりました。日常生活では風邪を引かないよう、部屋に加湿器を3台置いて常に稼働させ、寝るときはマスクをしています。『あれ、ちょっとおかしいな』と思ったら、21時頃お布団に入ってしまいます」
普段は午後11時半就寝、午前6時半起きの早寝早起きで、しっかり睡眠を心がけている。
「早起きすると午前中にいろいろできていいんですよね。起床後のルーティンがあって、まず窓を全部開けて、お湯を沸かして白湯を飲む。それから猫のトイレ掃除、お水替え、ブラッシング。そして朝ヨガしてから、朝ご飯をしっかり。パンに卵にソーセージにコーヒー。私、パンが大好きなので、朝が来るのが『パンが食べられる!』って楽しみなんです」
オススメは全粒粉食パンにバターを塗り、焼き海苔、タレを入れて混ぜた納豆、チーズを載せて焼く“リエ流納豆トースト”。峯村さんの女優パワーの源だ。
現在、3月5日に幕を開ける舞台「ほんとうのハウンド警部」の稽古の真っ最中。
「何年やっても、舞台初日はセリフが飛んだりするので怖い。でも、舞台上で相手役と呼吸が合う瞬間の面白さやお客様からの拍手の喜びでここまできました。コロナで約1年ぶりに長期間公演の舞台に立てることになり、舞台に立てることがありがたいです」
□峯村リエ (みねむら・りえ)1964年3月24日、東京・吉祥寺生まれ。高校卒業後、作家を目指し演劇集団「五月舎」の俳優養成所演出部へ。85年、「劇団健康」(現・「劇団ナイロン100℃」)旗揚げに参加。翌86年、初舞台を踏んだ。99年、「ケイゾク」(TBS)でドラマデビュー。2015年の「民王」(テレビ朝日)や16年のNHK大河ドラマ「真田丸」で知名度アップ。20年、「ENEOSでんき」のCMが好評を得た。21年2月スタートのNHK大河ドラマ「青天を衝け」出演。3月5日~31日、「Bunkamuraシアターコクーン」(東京・渋谷)で上演されるシス・カンパニー公演「ほんとうのハウンド警部」の舞台に立つ。