【気になる人】ENEOSのCMで「うふふ?」の主婦を好演した峯村リエは50代で開花「人生何が起こるか…」
新型コロナウイルス感染症が蔓延し始めた2020年の春先、テレビで頻繁に見かけた「ENEOSでんき」のCM。吉田羊(年齢非公開)と上白石萌歌(20)演じる親子の隣家に住み、隣家親子のお得な節約生活に「うふふ?」と嫉妬する主婦役を演じていたのが、女優・峯村リエさん(56)だ。16年放送のNHK大河ドラマ「真田丸」でも注目された峯村さんだが、その素顔は――? 峯村さんに聞いた。
厳しい女性役が多いが「『普通の主婦もうまいね』と言われてうれしい」
新型コロナウイルス感染症が蔓延し始めた2020年の春先、テレビで頻繁に見かけた「ENEOSでんき」のCM。吉田羊(年齢非公開)と上白石萌歌(20)演じる親子の隣家に住み、隣家親子のお得な節約生活に「うふふ?」と嫉妬する主婦役を演じていたのが、女優・峯村リエさん(56)だ。16年放送のNHK大河ドラマ「真田丸」でも注目された峯村さんだが、その素顔は――? 峯村さんに聞いた。(取材・構成=中野裕子)
「ENEOSでんき」のCMは2月15日から新バージョンの放送がスタートしているが、19~20年放送のバージョンでは峯村さん演じた主婦が、目を丸くして「うふふ?」とつぶやく姿が印象に残った。「短いシーンですが何回も撮ったんです。だから、だんだん疲れてきて肩の力が抜け、いい感じになったのかもしれませんね。年配の方にすごい評判が良くって、友人がお母さんから『あのかわいらしい方はどなた?』って聞かれたって言われました。友人から『普通の主婦もうまいね』と言ってもらえてうれしかったです」
「ENEOSでんき」のCMではトボケた味が魅力だが、峯村さんは16年の「真田丸」で「なりませぬ!」を連発する淀殿の乳母・大蔵卿局(おおくらきょうのつぼね)役で注目を集めるなど、厳しい役のイメージが強いベテラン女優だ。
「『真田丸』以前から厳しい女性の役が多かったですね。身長173センチと体が大きいので、よく威圧感があるって言われるんです(笑)。父が175センチなので、昭和初期生まれとしては大きかったと思います。姉も高めで163センチ。でも、母は150センチと大きくないんですよ」