BTS、新曲「Film out」が映画「劇場版シグナル」の主題歌に決定 back numberとコラボ

BTSの新曲「Film out」が、俳優の坂口健太郎主演映画「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」(4月2日公開、橋本一監督)の主題歌に決定した。16日に公開された最新予告映像で音源の一部を聞くことができる。

BTSの新曲「Film out」が「劇場版シグナル」の主題歌に決定【写真:(C)2021「劇場版シグナル」製作委員会】
BTSの新曲「Film out」が「劇場版シグナル」の主題歌に決定【写真:(C)2021「劇場版シグナル」製作委員会】

原作は2016年1月から韓国tvNで放送されたテレビドラマ、謎の無線機が現在と過去をつなぐ

 BTSの新曲「Film out」が、俳優の坂口健太郎主演映画「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」(4月2日公開、橋本一監督)の主題歌に決定した。16日に公開された最新予告映像で音源の一部を聞くことができる。

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 BTSは、2018年4月から放送された坂口主演のフジテレビ系ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」の主題歌「Don’t Leave Me」を書き下ろした縁から、今回の劇場版の主題歌についても同作関係者がオファーした。

 これを受けたBTSは、同映画の主題歌を制作するにあたり、3人組ロックバンド・back numberとのコラボレーションを実現。主題歌「Film out」は、今でも目に浮かぶあの人、心の中から消えないあの人を想う情緒深いバラードになっている。

 制作過程では同バンドの清水依与吏が作ったメロディーラインに感化されたBTSのJUNG KOOKが、新しいメロディーを提案するなど互いの思いを1曲に集約。文字通りback numberとBTSのコラボレーション作品と言える。

 「シグナル」は2016年1月から韓国tvNで放送されたテレビドラマ。謎の無線機が現在と過去の2人の刑事をつなぎ未解決事件を解き明かしていくヒューマンサスペンスで、2018年に「シグナル 長期未解決事件捜査班」のタイトルで日本リメイクされた。

 同ドラマで連ドラ初主演を果たした坂口が、オリジナルストーリーとなる劇場版で初の本格アクションに挑戦。“現在”を生きる刑事・三枝(坂口)が、“過去”を生きる熱血刑事・大山(北村一輝)とともに無線機を通じて協力し新たな未解決事件を解き明かす。

 劇場版には吉瀬美智子、木村祐一、池田鉄洋、青野楓、杉本哲太、奈緒、田中哲司、鹿賀丈史、伊原剛志らが共演。監督は、映画「探偵はBARにいる」「相棒-劇場版 IV-」を手掛けた橋本一氏。

■BTSコメント
「ドラマ『シグナル』では僕たちの歌『Don’tt Leave Me』が主題歌でした。そして今回、さらにスケールアップした映画でも主題歌を担当することになり、とてもうれしいですし、作品もとても楽しみです。今回の『Film out』という曲は、back numberさんと僕たちが一緒に作った歌。(back numberの)清水さんが送ってくださったデモを受けとったとき、メロディーがとても素敵で心ひかれました。作業しながらすごく好きになった曲なので、皆さんも気に入ってくれたらうれしいです。メロディーも歌詞も切ないバラード曲なのですが、たくさんの人の心を“泣かせる”ことができる歌だと思います。映画と一緒に僕たちの歌もぜひ鑑賞してください」

■back number・清水依与吏コメント
「お話をいただいたときはとても驚きましたが、少し想像しただけですぐに魅力的なメロディーが頭の中で鳴ってくれていたので、これはすでに化学反応が始まっているのだと気付き、やらせていただこうと決意しました。自分以外の人が歌うことを想定しての楽曲制作が初めてだったので不安はありましたが、経験豊富なスタッフや共同編曲者であるUTAさんの尽力、JUNG KOOKさんとの刺激的なやり取り、そしてBTSメンバーそれぞれの持つ個性や表現力のおかげでとても叙情的でいてパワフルな楽曲が完成したことをうれしく思います」

■坂口健太郎コメント
「初めて聞いたとき、ドラマのときから成長した三枝健人の心情や、クライマックスシーンの心の揺れ動きをそのまま1つの曲にしてくれたような印象でした。今回も力を貸してくれたBTS、そしてback numberさんが作ってくれた音楽と合わさって、この作品をよりいっそう深めてくれるような曲だと思います」

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