山崎賢人、清原果耶、藤木直人、三木孝浩監督が13日、都内で行われた映画「夏への扉 ―キミのいる未来へ―」完成報告会イベントに登壇した。主演の山崎は「この作品にはいろんな愛が詰まっています。いい扉を開けて公開できる日を楽しみにしています」と公開を待ち望んだ。

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　1956年に米国で発表されて以来、ハリウッド映画に多大な影響を与え、60年以上たつ今でも色あせぬ伝説の小説「夏への扉」（著：ロバート・A・ハインライン）を世界で初めて映画化。SFでありながら純粋なラブストーリーも見どころのひとつだ。完成した作品を見た山崎は「ピュアな恋愛モノをやってきたはずなのに、いい意味で恥ずかしかった。どんな形であれ、愛が続いていくのはすごく素敵」と照れ笑いを浮かべていた。

　また、タイトルの「夏への扉」が“諦めない”の象徴として描かれていることにちなみ、出演者たちも諦めたくないことをそれぞれ発表。山崎は「どんな状況でもOKカットが出るまで諦めない。くじけそうになっても諦めないという信念を持ってやっています」と撮影に臨む意気込みを明かし、「作品として残るので、そこでくじけるのはもったいない。そこは決めています」と胸を張っていた。

　映画「夏への扉 ―キミのいる未来へ―」（配給：東宝、アニプレックス）は近日公開の予定。