4日、東京・八芳園にて無観客開催された「WEIBO Account Festival in Tokyo 2020」に出演し、クラシックアニソンシンガー賞で受賞した歌手・Wakanaが喜びのコメントを寄せた。

「WEIBO Account Festival in Tokyo 2020」は、中国最大のSNSであるWEIBO(微博・ウェイボー、以下WEIBO)で活躍し中国に大きな影響力を持つ日本人俳優やアーティスト、文化人、キャラクター、日本企業などを表彰するアワード。

　当日はWEIBO上でライブ配信が行われ、全世界のWEIBOユーザーがイベントの様子をリアルタイムで視聴した。

　アワードに先駆けて行われたレッドカーペットには、俳優、ミュージシャンをはじめとした豪華ゲストが次々と来場。そんな中、登場したWakanaは艶やかな青の和装というシックな装い。パネルにサインを記したほか、報道陣からの写真撮影にも応じるなど、華やかな雰囲気を楽しんだ。

　トロフィーを受け取ったWakanaは「このような素敵な賞をいただき、本当にうれしく思っています。わたしは昨年、『Wakana Covers～Anime Classics～』というアルバムをリリースさせていただきまして、ライブを行いました。今年もそういったライブをたくさんできる年にしていきたいと思います。WEIBOは昨年から始めたばかりですが、もっともっと頑張って皆さんに活動を伝えていきたいと思います」と話した。

　一問一答は以下。

――授賞式に参加して。

「久しぶりにこういった場に参加させていただいたことありますし、すごく素敵な賞をいただけて本当にうれしいなと思いながらこのセレモニーに参加させていただきました。トロフィーをいただいた時はズシッと重たくて。中国でもまたライブができるようにもっと頑張っていきたいです」

――クラシックアニソンシンガー賞を受賞して。

「昨年のコロナによって、ライブやイベントが軒並み延期や中止になったなか、カバー曲の歌唱動画をSNSで発信していこうという気持ちになって、春から夏にかけてそういう活動をしていたんですけど、それをきっかけに『Wakana Covers～Anime Classics～』というアルバムをリリースすることになり、ライブにもつながりました。自分のなかでは充実した日々を過ごさせていただいたんですけど、それをこういう形で評価していただいたというか、頑張ったねと言ってもらえた気がして。すごくうれしく、ありがたいなと思いました」

――WEIBOを使ってみて。

「わたしは今までツイッターとインスタグラムをやってきたんですけど、自撮りがうまくできないということもあって、あまり自分の写真を出してこなかったんです。WEIBOは昨年の12月から始めたばかりなんですけど、そこではもう少し自分の写真を出してみようと思っています。離れているぶん、ちゃんと顔を出して認識してもらいたいなと。それぞれのSNSで差別化ができたらいいかなと思っているので、日本のファンの方にも違いを楽しんでいただきたい。WEIBOは中国でたくさんの人たちが見ているコンテンツですし、これからも使い方を学んでいきたいと思っています」

――衣装について。

「和服を着たのは成人式以来でした。毎年お正月になると和服を着たいなと思うんですけど、なかなか着るのも大変ですからね。今回『まるやま・京彩グループ』さんにご提供していただいた和服は本当に美しく、私のなかでは空のブルーだなと思っていて、すごく落ち着いているけど、かといって落ち着きすぎでもいない。このような場で日本の文化でもある和服を着ることができて良かったです」