――SKE48にとって特別な場所、ナゴヤドーム（バンテリンドーム ナゴヤ）でも撮影は行われました。

古畑「改めて、ドームの大きさを感じて、ここで単独コンサートをしたんだ！　と不思議な気持ちになりました。やはりSKE48にとっても、珠理奈さんにとっても大切な場所なので、全員参加のMVを残せてうれしく思っています」

大場「ぜいたくな時間だなー、と思いながら過ごしていました。後輩たちは広すぎて、鬼ごっこしたい！　とはしゃいじゃって。後輩たちのポジションからは、よりナゴヤドームの大きさを感じたようで、走り回りたい！　とも言っていたけど、そこは撮影だから我慢していましたね （笑）」

須田「立ち位置もガチガチに決められていたよね」

大場「ドームの上の方からスタッフさんが1ミリ単位で調整してくださって、映像をチェックしたら、本当にキレイでしたね。是非、チェックしてください！」

惣田「私はナゴヤドームがデビューの場所でした。MVの撮影でまたナゴヤドームに立つことができて、しかもドラフト1期生の同期が全員いたことが本当にうれしかったです。私は野球が大好きなので、撮影が終わった後は、ジャンプして写真を撮りました（笑）」

――MV撮影全体を振り返り、どんなことを感じましたか。

須田「SKE48が今まで大切にしてきたダンスやパフォーマンスを、みんなで楽しんでいる雰囲気が凝縮されています。素直な気持ちでアイドルという仕事と向き合って、悩んだり、笑ったり、一生懸命、がむしゃらにアイドルをしている。そんなメンバーがたくさんいるグループだと改めて感じました」

――最後に記事を読んでくださったみなさんへメッセージをお願いします。

古畑「振り付けに『バイバイダンス』という手を振る動きがあるのですが、自粛期間に太ってしまった方には、一緒にバイバイダンスをして、お肉とバイバイしてもらえたら！　なんて思っちゃたりします（笑）」

須田「センターに立ち続けたおじゅりが卒業するということは、グループにとってすごく大きなことで、不安な気持ちもあります。でも今は、おじゅりが卒業するまでどんな楽しいことをしようか、どうやってこれからのSKE48 をもっと楽しめる場所にしていこうか考えていて、私はすごくワクワクしています。『恋落ちフラグ』は、みんなで盛り上がれるし、楽しい気持ちになれる曲なので、たくさん聞いていただけたらうれしいです」

●SKE48 27thシングル「恋落ちフラグ」、2021年2月3日リリース
http://www.ske48.co.jp/discography/?id=1024&select=single

□須田亜香里（すだ・あかり）、1991年10月31日、愛知県出身。2009年、SKE48第3期生オーディションに合格。18年の「AKB48 53rdシングル世界選抜総選挙」で第2位となり、20年リリースの26thシングル「ソーユートコあるよね？」ではセンターを務めた。ニックネームは「あかりん」。

□古畑奈和（ふるはた・なお）、1996年9月15日、愛知県出身。2011年にSKE48の5期生としてお披露目。現在はチームKⅡに所属し、19年リリースの25thシングル「FRUSTRATION」でセンターを務めた。ニックネームは「奈和ちゃん」。

□大場美奈（おおば・みな）、1992年4月3日、神奈川県出身。2009年にAKB48第9期生メンバーとしてデビューし、13年の「AKB48グループ大組閣祭り」からSKE48のメンバーとして活動。チームKIIに所属し、チームのリーダーを務める。ニックネームは「みなるん」。

□惣田紗莉渚（そうだ・さりな）、1993年1月18日、埼玉出身。13年に「第1回AKB48グループ ドラフト会議」でSKE48・チームKⅡに指名されグループ加入。17年の「AKB48 49thシングル選抜総選挙」で第8位となり、総選挙初選抜入りを果たした。ニックネームは「さりー」。