【愛車拝見】団長安田こわだりの愛車はフランス車で世界に40台 マニュアル運転ならではの快感も
自転車芸人も大満足の機能性
カングーは高い機能性、車内が広いことも特徴で、自転車を積みやすいんです。前輪後輪を外せばシートを倒さなくていいし、組んだままでも左側のシートを倒せば、入りますからね。トライアスロンの練習で館山(千葉県)に行く時は、自転車のほかにも、ぬれたウエットスーツを入れるバケツを積んだり、たくさん荷物を積み込みます。マニュアル車で、ワゴンで、スライド式ドアで、自転車が積める、カングーにした決め手はこれですね。
車のトラブルで思い出すのは、古いボルボに憧れていたので中古を買ったんですが、故障が多かったですね。運転席の座席を倒して昼寝をしていたら、座席が戻らなくなったことがありました。背中にシートがないと運転できないので、ちょうどあった大きめのリュックを背負いながら運転して帰りました。金額は覚えてないけど、恐ろしい額だった記憶がありますね。それから、僕は20歳の時に阪神大震災を経験しているんですけど、当時乗っていたチェイサーは被災中に盗まれてしまいました。
普通免許なしのクロちゃんと軽バン乗りのHIRO
クロちゃんは普通自動車の免許は持っていなくて、原付だけだったかな。HIROくんは、どこに行くのでも軽バン。今は和歌山に住んでいるんですけど、仕事がある時は、東京まで軽バンで来ますからね。自分なりにカスタムもしているみたいです。大阪時代にヒロくんの車に乗って、3人で東京まで行ったこともありました。テレビ局の関係者の結婚式でネタをして、どうにかテレビに出るきっかけになればいいなと思ってね。
家族とは、コストコに出かけたり、嫁の実家がある愛知・豊橋まで出かけたり、あとは最近、犬を飼い始めたのでドッグランに出かけたりしています。それから、東京ドイツ村、市原ぞうの国(いずれも千葉)に行くのも定番でしたね。特に東京ドイツ村にはお世話になっていて、家族と行って遊んだのはもちろん、仕事ではドッキリを仕掛けられて池に落とされたり、いろんな意味で思い出の場所です(笑)。
車に乗って各地のおいしいものを食べに行くのも楽しみのひとつですね。館山の練習から帰る時は、「IDEBOK」の生地とクリームだけのシンプルなクレープが、頑張ったご褒美なんです。天ぷら屋「天作」さんの美味しい角煮丼も食べに行きました。静岡で食べた「熱海プリン食堂」のオムライスもたまらなかった。それから、家族で栃木県の隠れ家的なフレンチを食べに行ったこともありましたね。今、グルメ芸人の枠が空いてるので、ぜひ、ここも書いておいてください(笑)。
安田団長さんの車に乗ってみた!~取材者からの一言
今ではすっかりめずらしくなったマニュアル車を、滑らかな操作で乗りこなす団長さん。加速も減速も優しく、フラットで快適な乗り心地。フロントミラーには奥様手作りのサンキャッチャー、座席には練習後に汗をかいたまま乗車することもあるためシートカバーが欠かせないそう。車名のプラティークは、フランス語で「実用的な」という意味。家族サービスを大切にし、アスリート芸人として挑戦を続ける団長が、この1台を選んだのは納得でした。
□団長安田(だんちょう・やすだ)1974年4月26日、兵庫県西宮市生まれ。本名:安田裕己。小学校1年からサッカーを始め、鳥取城北高校体育コースへ進学。高校卒業後の96年、「松竹芸能タレントスクール」入り。2001年、HIROとクロちゃんと3人で「安田大サーカス」結成し、“団長安田”として活動をスタート。ドラマ「半沢直樹」で香川照之が演じる大和田暁のものまねが大きな話題に。自転車愛好家芸人と知られ、トライアスロンにも本格的に挑戦している。
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