深川麻衣、入籍?「いえ、移籍して5年目で特別な作品になった」 主演映画が初日迎える
女優の深川麻衣が主演する映画「おもいで写眞」(熊澤尚人監督)の初日舞台あいさつが29日、東京・池袋の池袋シネマ・ロサで行われ、深川、高良健吾、香里奈、熊澤尚人監督が登壇した。
深川麻衣主演映画「おもいで写眞」 高良健吾、香里奈、熊澤尚人監督も登壇
女優の深川麻衣が主演する映画「おもいで写眞」(熊澤尚人監督)の初日舞台あいさつが29日、東京・池袋の池袋シネマ・ロサで行われ、深川、高良健吾、香里奈、熊澤尚人監督が登壇した。
本作は、富山を舞台に、メークアップ・アーティストになる夢に破れたヒロイン(深川)が遺影写真を思い出の場所で写真を撮る「おもいで写真」という名前に変え、100人の遺影撮影を目指すというストーリー。
一昨年富山県でのオールロケ撮影から約1年半をへての公開。新型コロナウイルス禍での緊急事態宣言のため、無観客。写真撮影以外はフェースガードをつけてのイベントとなった。深川は「本当にやっとやっと初日を迎えられて、うれしいです。映画は撮ってから届くまで時間がかかります。コロナの影響でスタッフは見えないところで苦労されたと思いますが、初日を迎えられて感無量です」と胸いっぱいの様子だった。
深川所属の芸能プロダクション「株式会社テンカラット」の25周年企画でもあり、高良、香里奈、井浦新ら所属俳優が脇を固めた。幼なじみ役の高良は「事務所が映画を作るのはうれしい驚き。しかもオリジナルで、攻めている。所属している先輩の方と映画の世界に入っていけるとはうれしいことです。テンカラットに入った当時は仕事に対して前向きになれないこともあった」というと、深川は「高良さんでも、そんなことがあったんだ」と驚きの声。
深川は改めて、「出させていただくだけでなく、主演という大役。事務所には素晴らしい先輩がいるので、自分でいいのかと思いました。入籍? いや、移籍……」と思わぬ言い間違いをすると、登壇者も司会者も笑い。「(事務所を)移籍して5年目に、ぜいたくな作品に出させていただきました。20代の最後でもあるので、自分にとっても特別な思いのある作品です」と胸を張った。
先輩の香里奈は「私は18年目になるんですけど、節目の作品に出させていただくのは意味のあること。居心地のいい事務所なので、今後もテンカラットで頑張っていきたい」と意気込んだ。
2月2日の“節分の日”にちなみ、「呼び寄せたい福は?」と聞かれると、「じゃんけんが強くなりたい」(深川)。「宝くじに当たりたい。でも、つまらないですよね。宝くじのCMに出たい」(高良)。「昨年、抽選で2回外れたんです。プレステ5をゲットしたい」(香里奈)。「映画の無事の興行と皆様が健康で幸せに過ごせますように」という願いも込めて、映画の大ヒットを祈願し、3回豆まき。最後に深川は「こういう状況下だからこそ、見ていただきたい」とアピールしていた。