2020年下半期「ベストビジネス書」は? ビジネスリーダー1万人が選ぶトップ10発表

2020年下半期の「ベストビジネス書」が決定した
2020年下半期の「ベストビジネス書」が決定した

大賞は「ブルシット・ジョブ」 真に価値のある仕事とは何かを問い直す

 新刊ビジネス書情報誌「TOPPOINT(トップポイント)」が、1万人以上の定期購読者を対象とした定例の読者アンケートを実施。。2020年下半期「トップポイント大賞」(第33回)が決まった。

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 ビジネスリーダー1万人が選んだ2020年下半期のベストビジネス書のトップ10を発表。その中で大賞に輝いたのは、「ブルシット・ジョブ」(デヴィッド・グレーバー著/岩波書店)。世の中にはびこる“クソどうでもいい仕事”(ブルシット・ジョブ)の実態を明らかにし、世界的に話題となった。

 欧米では、過去数十年で労働生産性が大きく上昇。しかし労働時間は減らず、報酬も平行線をたどっている。「ブルシット・ジョブ」の著者グレーバー氏は、その原因は管理部門や金融部門などの「完璧に無意味で、不必要」な「ブルシット・ジョブ」の増加にあると指摘。真に価値のある仕事とは何かを問い直す。

「ブルシット・ジョブ」は、人生の時間の大半を費やす労働について改めて考える機会を与える内容となっており、多くの人から高い評価を得ているようだ。

次のページへ (2/2) 【表】ビジネスリーダー1万人が選ぶ「2020年下半期ベストビジネス書」1位~10位
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