藤波辰爾、デビュー50周年大会の構想明かす 海外のライバル勢を招へい

ドラディションは1年半ぶりとなる大会を4月16日、東京・後楽園ホールで開催すると発表した。

藤波辰爾【写真:ENCOUNT編集部】
藤波辰爾【写真:ENCOUNT編集部】

4・16長井満也デビュー30周年記念大会開催

 ドラディションは1年半ぶりとなる大会を4月16日、東京・後楽園ホールで開催すると発表した。

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 大会名は「DRADITION 2021 UPRISING ~MITSUYA NAGAI 30th ANNIVERSARY~」で、長井満也のデビュー30周年の記念大会となる。

 主宰する藤波辰爾は、「コロナ自体がどうなるか分からない」と前置きしつつも、久々の大会開催に意欲満々。「長井が30周年になる。それを皮切りにスタートしようかということ。ドラディションは試合数が多いわけじゃない。1回1回の大会を思い入れのある大会にしていきたい」と力を込めた。

 2021年は自身もデビュー50周年を迎える。まだ日程は発表していないものの、デビュー日の5月9日から1年間をメモリアルツアーと位置づけ、大会を計画している。

「プロレスは力道山先生から始まった歴史がある。ボクの場合は、プロレス全体を振り返るような大会を心掛けている。自分の50周年は、プロレスファンが懐かしいじゃないけど、これまでの50年間のいろんな思い出が見えるような大会にしたい」と構想の一部を明かした。

 ドラディションの大会は、東京や大阪、福岡を中心に行われてきた。しかし、50周年ツアーは、全国に拡大する。

「九州であったり、沖縄、四国、中部、東海、東北……全国のおおまかなところを回ってみたい希望があります」

 さらに「海外の自分にまつわる選手を呼びたい」。藤波と激闘を繰り広げた往年の名選手を招へいし、再びリングで戦ったり、ドリームタッグを結成するつもりだ。

 コロナ禍の中、レスラーの営業もすんなりとはいかない。「東京から行くと迷惑がられる。あいさつ回りもできない」と苦笑した。だが、その代わり、電話で密にコンタクトをとるなど、普段できない方法で、大会の準備を進めている。「極力自粛しながら動いています」と、藤波は明るい笑顔で結んだ。

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