新型コロナ感染の渋谷天外、ICUから一般病棟へ 松竹副社長「早く元気に」とエール
3・4月新橋演舞場・大阪松竹座「未来記の番人」制作発表記者会見が22日、都内ホテルで行われた。泉谷理兵衛役で出演が予定されており、新型コロナウイルス感染が公表されていた松竹新喜劇の俳優・渋谷天外について、現在一般病棟で治療中であることが明かされた。
松竹喜劇の公式サイトで19日に天外のコロナ感染を報告
3・4月新橋演舞場・大阪松竹座「未来記の番人」制作発表記者会見が22日、都内ホテルで行われた。泉谷理兵衛役で出演が予定されており、新型コロナウイルス感染が公表されていた松竹新喜劇の俳優・渋谷天外について、現在一般病棟で治療中であることが明かされた。
19日に新型コロナウイルスに感染したことが松竹喜劇の公式サイトで報告されていた天外。17日に受けたPCR検査の結果、翌18日に陽性と判定され、和歌山県内の病院に入院していることが公表されていた。
この日の会見に出席した松竹株式会社の安孫子正副社長は、天外の現在の状況について説明。21日にICUから一般病棟に移ったことを明かし、「早く元気になってもらって、出演がかなえばと思っている。(上演まで)ひと月以上あるので、出ていただくことができるのではないかと期待しています」と、天外の快方と復帰を願っていた。
「未来記の番人」は聖徳太子が残した“予言の書”を巡る戦いの中で、主人公がさまざまな人と出会い成長していく姿を、史実を織り交ぜながらダイナミックに描いた話題作。アクロバットやキレのあるダンスで多くのファンを魅了している「A.B.C-Z」の戸塚祥太が千里眼の異能を持つ主人公・千里丸役で主演を務め、その他の出演に、惣田紗莉渚(SKE48)、松田悟志、冨岡健翔(ジャニーズJr.)、笠原章、勝野洋、そして天外と豪華実力派キャストが集結。戸塚をはじめとする出演者によるダンスシーンが見どころの一つとなっている。
「未来記の番人」は、3月12日~21日まで東京・新橋演舞場、同27日に愛知・日本特殊陶業市民会館、同30日に福岡・久留米シティプラザ、4月3日~11日まで大阪・大阪松竹座にて上演される。
この日の制作発表記者会見には、戸塚、松田、冨岡も参加した。